常設展小コーナー「鳥取県のタンポポ」を展示中です
2023年03月31日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)博物館
担当/係名:自然担当
電話番号:0857-26-8044
鳥取県立博物館では、このたび展示替えを行い、下記のとおり展示しています。取材をよろしくお願いいたします。
記
展示趣旨
春を感じる身近な植物のひとつタンポポは、鳥取県には8種類が生育しています。このコーナーでは、それら8種類のタンポポをレプリカや写真に最新の分布情報を加えて紹介します。
鳥取県内で見られるタンポポのうちおよそ92%が外来種や外来種と在来種の雑種ということをご存じですか。
展示期間
令和5年3月28日(火)か6月25日(日)まで。
展示場所
自然常設展示室 小コーナー(常設展の入館料が必要)
展示構成
(1)黄花の在来種
カンサイタンポポ:分布の中心は関西地方と瀬戸内海側で県内では希。
トウカイタンポポ:県内では米子城跡だけに生育。
クシバタンポポ:多くは標高500m付近の山間地に生育する
ヤマザトタンポポ:クシバタンポポよりやや低い山里に生育。
(2)白花の在来種
シロバナタンポポ:外来種の侵入前は最も多く見られたタンポポ
キビシロタンポポ:岡山県で見いだされた。山里に生育。
(3)外来種(すべて黄花)
セイヨウタンポポ:1904年に北海道に持ち込まれ、全国に広がった。在来種との間に雑種を作る。
アカミタンポポ:タネが赤味を帯びる特徴がある。在来種との間に雑種を作る。