教育関係・報道提供資料

発掘調査速報展「鳥取西道路の遺跡を掘る-発掘調査の最新成果−」を開催します

2017年01月18日提供 資料提供


提供機関

提供課等:教育委員会(事務局)文化財課   担当/係名:歴史遺産室 
電話番号:0857-26-7934

内容

公益財団法人鳥取県教育文化財団では、一般国道9号(鳥取西道路)の改築に伴う発掘調査を実施し、現在は報告書作成のため遺跡から出土した土器などの遺物の整理作業を行っています。
その過程で発見された出土品や得られた新たな知見を広く公開するため、下記のとおり発掘調査速報展を開催します。
ついては、事前の告知及び取材等、記事として取り上げて御紹介していただきますようお願いします。

会期・会場

(1)会期:平成29年1月24日(火)〜3月20日(月・祝)
      (休館日:1月30日(月)、2月6日(月))
(2)会場:鳥取県立博物館 歴史・民俗展示室 歴史の窓コーナー
     (常設展の入館料が必要です)

展示内容

公益財団法人鳥取県教育文化財団が、平成27年度までに発掘調査を実施した下坂本清合(しもさかもとせいごう)遺跡、高住牛輪谷(たかずみうしわだに)遺跡、高住宮ノ谷(たかずみみやのたに)遺跡についての調査成果を展示します。
(1)下坂本清合(しもさかもとせいごう)遺跡(鳥取市気高町下坂本)下坂本清合遺跡から出土した漆器は、平安時代後半から鎌倉時代初め(約800〜900年前)に、律令制度の崩壊とともに工人たちが地方へ拡散し、作り方を簡素化したもので、漆器が幅広く普及し始めた頃のものです。これほど良好な状態で大量に出土したのは全国で初めてです。漆絵が描かれた漆器としても初現期のものです。
(2)高住牛輪谷(たかずみうしわだに)遺跡・高住宮ノ谷(たかずみみやのたに)遺跡(鳥取市高住)
高住牛輪谷遺跡は古墳時代終わり頃(約1400年前)を中心とした遺跡、高住宮ノ谷遺跡は縄文時代〜中世(約8500〜500年前)にかけての遺跡です。この2遺跡では特異な「付属かまど付移動式かまど」が出土しており、湖山池南岸地域に特有のものであることが判明しました。

問い合わせ先

公益財団法人鳥取県教育文化財団調査室(担当:茶谷(ちゃや))
〒680-1133 鳥取市源太12番地
電話 0857-51-7553
ファクシミリ 0857-51-7550
E-mail tottori-kyobun@kyobun.sakuratan.com

報道機関に提供した資料(PDFファイル)

アドビリーダのダウンロード


最後に本ページの担当課
   鳥取県教育委員会事務局教育総務課
  住所  〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1丁目271
  電話  0857-26-7505    ファクシミリ  0857-26-8185
   E-mail  kyouikusoumu@pref.tottori.jp