自然常設展示小コーナー「鳥取県の絶滅のおそれがある植物」を展示中です
2022年07月12日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)博物館
担当/係名:自然担当
電話番号:0857-26-8044
展示テーマ 「鳥取県の絶滅のおそれがある植物」
記
展示趣旨
鳥取県は2002年に絶滅のおそれがある動植物のリストを作り『レッドデータブックとっとり 鳥取県の絶滅のおそれがある野生動植物』として刊行しました。このリストは生物多様性の保全に欠かせないもので、後の2012年に改訂し、本年1月には2度目の見直しがまとめられ、動物では445種(104種増)、植物では541種(94種増)がリストに掲載されました。
これらの絶滅危惧種も周囲の動植物とのつながりや人間の活動の影響を受けながら生育しています。これらの種を保全するためには個体数や生息地を減らしている原因を調べ、周囲の環境を含めた保全を考えていくことが求められます。
この展示ではそのうちの植物9種を紹介しています。展示をご覧いただき、それぞれの種の保全と私たちの生活の関わりについて考える糸口になれば幸いです。
展示期間
令和4年6月28日(火)から9月25日(日)
展示場所
1F自然常設展示室内:「自然の窓」
展示内容
・ハマベノギク(レプリカ)鳥取県:準絶滅危惧
・オニノヤガラ(レプリカ)鳥取県:準絶滅危惧
・サギソウ(レプリカ)鳥取県:絶滅危惧T類,環境省:準絶滅危惧,
・ミズアオイ(レプリカ)鳥取県:絶滅危惧T類,環境省:準絶滅危惧
・クマガイソウ(レプリカ)鳥取県:絶滅危惧T類,環境省:絶滅危惧U類
・ハマウツボ(レプリカ)鳥取県:絶滅危惧T類,環境省:絶滅危惧U類
・サンインシロカネソウ(レプリカ)鳥取県:その他の保護上重要な種
・ミツガシワ(レプリカ)鳥取県:絶滅危惧U類
・クラガリシダ(押し葉標本)鳥取県:絶滅危惧T類,環境省:絶滅危惧TB類
・『レッドデータブックとっとり』 最新刊