鳥取工業高校出前授業(小学校でのプログラミング学習導入編)の実施について
2019年10月17日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)教育総務課
担当/係名:総務企画担当
電話番号:0857-26-7926
今日、コンピュータは人々の生活の様々な場面で活用されている。家電や自動車をはじめ身近
なものの多くにもコンピュータが内蔵され、人々の生活を便利で豊かなものにしている。誰にと
っても、職業生活をはじめ、学校での学習や生涯学習、家庭生活や余暇生活など、あらゆる活動
において、コンピュータなどの情報機器やサービスとそれによってもたらされる情報とを適切に
選択・活用して問題を解決していくことが不可欠な社会が到来しつつある。
コンピュータを理解し上手に活用していく力を身に付けることは、あらゆる活動においてコン
ピュータ等を活用することが求められるこれからの社会を生きていく子供たちにとって、将来ど
のような職業に就くとしても、極めて重要なこととなっている。諸外国においても、初等教育の
段階からプログラミング教育を導入する動きが見られる。
こうしたことから、このたびの学習指導要領改訂において、小・中・高等学校を通じてプログ
ラミング教育を充実することとし、2020 年度から小学校においてもプログラミング教育を導入す
ることとなった。
1.事業のねらい
(1)身近な生活でコンピュータが活用されていることや問題の解決には必要な手順があること
に気付き、自分が意図する一連の活動を実現するための手順と方法を論理的に考えていくプ
ログラミング的思考力を養うとともに、よりよい人生や社会づくりに生かそうとする態度を
育てる。
(2)高校生が自分たちの学びを他者へ伝えることで、新学習指導要領がめざす「主体的・対話
的で深い学び」を実現する。
2.事業内容
本校電気科の生徒がこれから小学校でも始まるプログラム学習について、その意義と必要性
を説明し、簡単なプログラム作成の体験をとおして、アイディアを形にするプロセスを高める。
3.期日
令和元年10月24日(木) 午後2時00分から午後2時45分 (6年1組)
午後2時50分から午後3時35分 (6年2組)
4.場所
鳥取市立津ノ井小学校パソコン教室(鳥取市桂木238-1 電話0857-51-8136)
5.対象学年
6年生 2クラス
6.指導者
鳥取工業高等学校電気科3年 4名 指導者 電気科教諭 岡本 宏
7.実施内容
(1)講義
プログラムの活用事例を紹介し、プログラミング学習の目的を説明する。
(2)プログラミング体験
児童が各1台ずつタブレット端末を利用してプログラミングを体験する。
例)画面上でネコを目的地へ移動させる等
なお、プログラミング用ソフトウェアとしてScratch を用いる。
(3)実演
Scratch プログラムの一例として、じゃんけんプログラムとモータ制御用プログラムを紹介
する。
(4)演習
高校生が支援しながら、児童がそれぞれのアイディアでプログラミングに挑戦する。