「辰巳峠の昆虫化石」についての公開シンポジウムを開催します
2023年11月17日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)博物館
担当/係名:自然担当
電話番号:0857-26-8044
鳥取県立博物館は、12月2日に公開シンポジウム「辰巳峠は昆虫化石の宝庫!」を開催します。新種として記載されたイナバムカシアブラゼミや国内最大のシロアリ類化石など、辰巳峠で見つかった興味深い昆虫化石について、最新の知見とともに紹介します。
記
趣旨
辰巳峠は鳥取県と岡山県の県境に位置し、化石の産地として知られています。とくに新生代後期中新世(約600万年前)の良好な植物化石が豊富に産出し、平成14年には「辰巳峠の植物化石産出層」として鳥取県指定天然記念物に指定されました。一方、ここからは昆虫化石も多数見つかっていて、おもなものに新種として記載されたイナバムカシアブラゼミをはじめ、国内最大のシロアリ類化石、国内最古のヒラタドロムシ科化石といったものがあげられます。
本シンポジウムではこれら辰巳峠産の昆虫化石にスポットをあて、最新の知見を紹介するとともに、その特徴や意義、今後の展望について議論していきます。
日時
令和5年12月2日(土) 午後2時30分から4時まで
場所
鳥取県立博物館 2階 講堂
主催
鳥取県立博物館、鳥取地学会、鳥取県生物学会
内容(予定)
主旨説明
講演1 辰巳峠の地質と古環境
講演2 辰巳峠の植物化石
講演3 辰巳峠の昆虫化石
パネルディスカッション
パネリスト
田邉 佳紀(鳥取県立博物館)
清水 道代(放送大学)
鶴 智之(鳥取県立博物館)
対象
一般
定員
250名(申込み不要)
その他
参加無料
問合せ先
鳥取県立博物館 学芸課自然担当:電話0857−26−8044