区 分 | 取組の内容 |
北栄町立北条小学校
東伯郡北栄町国坂680番地
電話 0858-36-2063
校長 平井 尚 | 児童の読書活動を推進するために、長年に渡って読み聞かせ活動が続けられている。児童が主体となった委員会活動も積極的に行われ、全校児童へ働きかける取組もなされている。家庭への啓発を図る取組としては、本を通じて親子のふれあいを深めてもらうことをねらいとした「ファミリー読書」を長年に渡って行っている。
各教科の年間計画に沿って、授業で関連図書を活用し、児童の学びをサポートする機能も果たしている。図書館が児童にとって本に親しんだり、学びに活用したりする身近な存在となっている。 |
鳥取市立国府中学校
鳥取市国府町町屋720番地
電話 0857-27-5261
校長 大下 英則 | 毎年継続して図書館の利用者が多く、本年度は例年よりも利用者が増えている。各教科の授業での活用も充実しており、委員会や部活動と連携したイベントも多く企画・実施されている。各教科担当から利用計画書が提出され、年間を見通した計画的な図書館の活用を進めている。
県立図書館や市立図書館とも連携を密にしており、学習に効果的な資料が必要に応じていつでも活用できるようなシステムづくりを行っている。県立図書館が主催する研修会にも参加し、様々な効果的な手法を学び、生徒にその成果を還元している。 |
鳥取県立鳥取養護学校
鳥取市江津260番地
電話 0857-26-3601
校長 中谷 一朗 | 学校図書館では、児童生徒にとって利用しやすい環境整備を行うとともに、司書教諭及び学校図書館司書が中心となり、教職員が連携して計画的な読書活動の推進を行っている。児童生徒の読書活動の実態を日常的に共有することで、個に応じた読書活動の充実や教科等横断的な学習につながっている。
また、外部機関や県立図書館との連携により、卒業後の余暇活動や社会生活を見据えた読書活動の推進に取り組んでいる。 |
大山町立大山きゃらぼく保育園 西伯郡大山町末長488番地1
電話 0859-53-1155
園長 森田 由美子 | 町立図書館と連携を図りながら、乳幼児の発達に合わせた選書・配架を行い、充実した図書スペースを設け運営している。各保育室の図書コーナーも、季節や幼児の興味・関心に合わせて定期的に本を入れ替え、自ら手に取りやすい工夫が施されている。図書の整理・修繕については、地域ボランティア(司書)の協力も得ている。
保護者への働きかけにも力を入れており、平成30年度から町をあげて「家読(うちどく)」に取り組んでいる。「家読カード」に寄せられた保護者からのコメントに保育士が返事を返したり「えほんだより」で紹介したりするなど双方向の取組となるよう工夫している。
また、幼児が町立図書館に親しめるように、各クラスで図書館散歩を実施したり、図書館内の見学や司書による読み聞かせを体験したりする機会を設けている。町内の3つの図書館と連携した「図書館に行ってみようカード」の効果もあり、保護者と町立図書館を訪れる幼児も増えている。 |
鳥取市立中央図書館
鳥取市富安2丁目138-4
電話 0857-27-5182
館長 長本 次郎 | 昭和57年に市民図書館が開館して以来、児童サービスを中核サービスの一つとして位置づけ取り組みを継続しており、保育施設・子ども食堂等への配本や学校図書館との連携、ボランティアの養成講座の開催など、市内の子ども読書環境を充実させるネットワークの要となる役割を担っている。
令和4年3月には、県内の市町村で初めて読書バリアフリー計画(鳥取市視覚障がい者等の読書環境の整備の推進に関する計画)を策定し、さわる絵本、布の絵本、LLブックの充実や、視覚障がい等がある児童・生徒が在籍する学校との連携を目標とするなど、障がいの有無に関わらず、読書活動を通じて文字・活字文化の恩恵を受けられるよう、環境整備等に取り組んでいる。
また、令和4年12月には、県内の公共図書館で初めて電子図書館を導入し、小・中・義務教育学校の特別支援学級の児童・生徒・担任へIDとパスワードを提供し、読み上げ機能のある電子書籍の活用による子どもたちの読書環境の充実に努めている。 |