県立博物館で「鳥取市・姫路市・岡山市市政130年 池田家のお国替え―移住者たち―」のミニ展示を行います
2019年06月26日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)博物館
担当/係名:人文担当
電話番号:0857-26-8044
当館歴史・民俗展示室「歴史の窓コーナー」を下記の通り展示替えを行いますので、県民の皆様にひろく周知するため、ぜひ取材いただきますようお願いいたします。
記
趣旨
鳥取、岡山、姫路の三都市は、関ヶ原の戦い以降、大名池田家の一門が藩都として整備した歴史的つながりをもつ城下町です。
このうち鳥取は、元和3年(1617)に姫路42万石の藩主池田光政が、寛永9年(1632)に、光政と入れ替わりで、岡山31万5千石の藩主池田忠雄の跡を継いだ池田光仲が国替えで入府し、国内有数の都市として発展しました。2度の大規模な国替えでは、家臣団以外にも、御用町人や職人のなかに、お供して移住する家もありました。
江戸時代後期に、藩に功労のあった鳥取城下の商人・職人が書き上げた「旧功書」には、先祖が国替えで鳥取城下にやって来た事情を書き記したものが散見されます。
本展ではこの「旧功書」をひも解き、国替えによる移住者たちの足跡から、三都市の歴史的なつながりをご紹介します。
展示品
(1)職人旧功書 一 安政5年12月 御用職人18名の記録
(2)旧功書 文政13年閏3月 特別な待遇のない普通町人の記録
(3)旧功書 文政13年閏3月 苗字帯刀などの特権を得た町人29人の記録
(4)旧功書 安政2年12月
展示期間
令和元年6月25日(火)〜7月15日(月・祝)
展示場所
鳥取県立博物館1階 歴史民俗常設展示室「歴史の窓」コーナー
問合せ先
県立博物館 学芸課 人文担当(電話 0857−26−8044)