【青谷高等学校】鳥取県内初の優秀賞受賞!地歴甲子園「第15回全国高校生歴史フォーラム」
2021年10月08日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)教育総務課
担当/係名:総務企画担当
電話番号:0857-26-7926
本校3年次の課題探究(総合的な探究の時間)における文学歴史コースが、標記フォーラムに研究レポートを応募し、鳥取県内で初の優秀賞を受賞しました。
優秀賞の受賞者は、11月13日(土)、奈良大学において成果発表を行い、その発表の中から学長賞(1編)、知事賞(1編)が決定されることになっています。
なお、本校の研究テーマ等は下記のとおりです。
また、本フォーラムの概要は別紙のとおりです。
記
研究テーマ
青谷上寺地遺跡出土土器の黒斑分析〜土器づくり体験からのアプローチ〜
研究の概要
文学歴史コースでは、これまでに弥生土器づくりを行い、完成した土器で古代米の炊飯を行う体験を実施してきたが、完成した土器は、接合の不十分さや側面のひび割れなどにより炊飯には使用できなかった。
しかし、炊飯に使用できなかったことで野焼きの黒斑が鮮明に残っており、分析を行うきっかけとなった。
黒斑のつき方は、燃料や覆い型野焼きの材質、野焼きの際の土器の角度に左右されることがわかっており、2回目の土器づくりで覆い型野焼きと開放型野焼きの実験を行い、その違いでどのように黒斑のつき方が違うのかを検討し、青谷上寺地遺跡から出土した弥生土器の黒斑を分析することによって、どのように焼成されたかを推察した。
生徒及び指導教員
生徒:森井優我、森本瑠奈、岡本杏珠、山村崇人、谷口恵澄
永江紗輔、福本孔明
指導教員:教諭吉田学(地理歴史科)