教育関係・報道提供資料

倉吉東高校の国際バカロレア ディプロマ・プログラム(IBDP)の認定に係る 教育長訪問について

2022年09月27日提供 資料提供


提供機関

提供課等:教育委員会(事務局)教育総務課   担当/係名:総務企画担当 
電話番号:0857-26-7927

内容

倉吉東高校への国際バカロレア ディプロマ・プログラム(IBDP)の導入については、令和4年度認定校認定(令和5年度一期生入学)を目標に準備等を進めてきたところ、令和4年8月30日から31日にIBDP認定校となるための準備状況を最終確認するための国際バカロレア機構担当者による確認訪問が行われ、その審査の結果、令和4年9月23日、認定校に認定されました。
これに伴い、学校は、教育長へのIBDP認定の報告のための教育長表敬訪問を下記のとおり行います。
今後、高校生国際バカロレアフォーラム(令和4年11月20日(日)倉吉未来中心で開催予定)等により県民への周知を図っていきます。

1.日時

令和4年9月28日(水)午後4時から午後4時30分まで

2.場所

鳥取県庁第2庁舎5階教育委員室

3.内容

国際バカロレア ディプロマ・プログラム(IBDP)の認定報告等

4.倉吉東高校におけるIB教育導入について

・倉吉東高は、公立高校として日本海側初のIBDPの導入校となる。

・倉吉東高校の長期ビジョンである「倉吉東高のかたち」(2001年策定)では「主体的な学習者の育成」と「21世紀をリードする人材の育成」を柱としており、IB教育の理念や目標との親和性が高く、IB教育を取り入れることにより、「解のないことがらについて探究すること」等により、学習指導要領が目指す資質・能力でもある「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間力等」の育成をより一層充実させ、国際バカロレアの普遍的な価値を倉吉東高校から全県に普及していくことが期待される。


・倉吉東高ではDPプログラムを実施し、グループ1から6の6科目と3つのコア科目(知の理論、課題論文、CAS)を高校2から3年の3年間で学習し、高校3年11月に世界共通テストを受験する。
・倉吉東高では、DPプログラムの6科目のうち「外国語(言語B)」と「数学(解析とアプローチ)」の2科目の授業を全て英語で実施(ネイティブ教員と日本人教員によるティームティーチング)。

5.その他(国際バカロレア(IB)教育について等)


・1968年、スイス・ジュネーブにIB機構が設立され、年代別に4つのプログラム(PHP(3から11歳)、MYP(11から16歳)、DP(16から19歳)、IBCC(16から19歳、キャリア関連)が設定され、多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い、より平和な世界の構築に貢献できる、探究心・知識・思いやりに富んだ若者の育成を目標に掲げている。
・国内の認定校数(2022年6月30日現在)
PHP57校MYP31校DP63校(うち一条校は41校、公立は10校)
・10の学習者像(探究する人、知識がある人、考える人、コミュニケーションできる人、信念を持つ人、心を開く人、思いやりがある人、挑戦する人、バランスが取れた人、振り返りができる人)を中心とした全人教育を行う。
・問いに対する答え(「正解」)を導き出すことが前提(⇒解法を学ぶ)の従来の学びから、問いに対する答えに「正解」がないことが前提(⇒思考の枠組みを学ぶ)の学びとなる。
・探究活動、グループディスカッション、プレゼンテーション等を通じて、高度な論理的思考力や表現力、コミュニケーション能力等を身につける学びとなる。
・IB資格を活用した大学入試が可能な主な国内大学:
北海道大、東北大、東京大、京都大、大阪大、岡山大、広島大、慶応義塾大、早稲田大他

報道機関に提供した資料(PDFファイル)

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