自然常設展示小コーナーで「クリスマスカラーの植物たち」を展示します
2020年11月04日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)博物館
担当/係名:普及担当
電話番号:0857-26-8044
自然常設展示小コーナーで「クリスマスカラーの植物たち」を展示します
記
展示テーマ
クリスマスカラーの植物たち
展示趣旨
冬期の木の実は鳥たちの重要な食料となっています。植物にとっては実を食べられることで、種子を離れた場所に運んでもらえる機会となり相互に利益を得ています。鳥散布の植物はさまざまな配色で鳥たちをさそっていることや、鳥が種子を散布する植物の実の色は黒や赤が多いことが知られています。さらに、植物の中にはもっと目立った二つの対照的な色合いを利用して果実の存在を目立たせている種類があります。補色の関係にある「赤」と「緑」は鳥にも魅力的な配色です。このコーナーでは緑と赤の配色をたくみに用いて種子散布や花粉の媒介を試みる樹木を標本と写真で紹介します。
展示期間
令和2年11月7日(土)から令和2年12月25日(金)まで
休館日11月16日(月)、24日(火)、12日14日(月)
展示場所
自然常設展示室 小コーナー
展示構成
ナンテン〔鳥散布で分布拡大、山野に逸出〕
クロガネモチ〔団体様(鳥の群れ)にも対応しています〕
ナナカマド〔紅葉より先に赤い果実をつける〕
クマノミズキ〔果実が付く枝を赤くディスプレー〕
キャラボク〔裸子植物も緑と赤の配色を採用〕
トベラ〔配色で鳥をだます果実擬態〕
ヤブツバキ〔昆虫の少ない時期に花粉の運搬を小鳥に託す〕