「アメリカ図書館協会年次大会」で事例発表しました!
2019年07月05日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)図書館
担当/係名:総務担当
電話番号:0857-26-8155
2019年6月20日から5日間にわたって開催されたアメリカ図書館協会(ALA)の年次大会で、鳥取県立図書館の医療・健康情報サービス、高齢者サービスに関する事例発表をしました!
ALA年次大会の概要
アメリカの図書館関係者が集まってネットワークを広げる場で、世界の図書館関係者も多数、参加しています。これまでに日本の公共図書館が事例発表したことはなく、今回が初めてと言われており、岩手県紫波町図書館、広島市立中央図書館とともに、鳥取県立図書館の取り組みについて事例発表をしました。
・日時、2019年6月22日(土)、日本時間23日
・場所、アメリカ・ワシントンD.C
・発表テーマ、超高齢化社会の認知症にやさしい図書館づくり
・発表者、情報相談課長松田啓代
鳥取県立図書館の発表
65歳以上の人口比率日本一の鳥取県で、患者や家族、施設や病院、行政や地元大学と連携しながら、図書館が取り組んできた「認知症の人や高齢者にやさしい図書館づくり」について、闘病記文庫、音読教室の実践例等を交えながら紹介しました。
高齢化は先進国がこれから直面する共通の課題であり、170名もの多くの図書館員が興味関心を持って熱心に聞いてくださいました。大会は過去の海外セッションのうち、最大級でかつ最高だったとALA関係者からも言われ、また、アメリカの図書館が取り組んでいる医療・健康情報サービスをはじめ様々な取り組み事例についても情報交換ができ、今後の鳥取県の図書館活動のヒントを得ることができました。
参加者の感想(抜粋)
・先進国の人口問題は日本の後を追っている。老齢化が進み認知症の人々の孤独をどう減らし、認知症そのものを乗り越えさせていくことは重要な問題。
・貴館のアプローチはとても参考になる。音読教室を自分たちも地元の老人センターと一緒にやってみようと思う。
(参考)鳥取県立図書館HPhttp://www.library.pref.tottori.jp/