企画展「昭和の洋画を切り拓いた若き情熱 一九三〇年協会から独立へ」
の開催および記者発表、レセプション等について
2016年03月29日提供 記者発表資料
提供課等:教育委員会(事務局)博物館
担当/係名:美術担当
電話番号:0857-26-8045
鳥取県立博物館では、平成28年4月2日(土)より、「昭和の洋画を切り拓いた若き情熱 一九三〇年協会から独立へ」を開催します。つきましては、下記のとおり記者発表、レセプション等を行いますので、ぜひ取材くださいますようお願いいたします。
記
記者発表
日時 平成28年4月1日(金)午後3時30分から 場所 鳥取県立博物館2階会議室
内覧会・レセプション
日時 平成28年4月1日(金)内覧会:午後4時〜5時 レセプション:午後5時〜6時
場所 鳥取県立博物館 展示室およびカフェ・ダール ミュゼ
内容 主催者等挨拶、歓談
企画展「昭和の洋画を切り拓いた若き情熱 一九三〇年協会から独立へ」
会期 平成28年4月2日(土)〜5月22日(日)※休館日:4月25日(月)
主催 鳥取県立博物館、新日本海新聞社
協賛 日本通運(株)、(株)モリックスジャパン、三和商事(株) 、(株)吉備総合電設
観覧料 一般800円、前売・団体600円
概要 「一九三〇年協会」は、1920年代前半の同時期にパリに留学していた前田寛治、里見勝蔵、木下孝則、佐伯祐三、小島善太郎の5人の若き画家たちにより、滞欧以後の作品発表の場として1926年に東京で結成された。その後、パリから戻ったその他の仲間たちが次々と会員に加わり、一般の作品も公募するようになると、組織は急速に拡大し、旧態依然の画風を展開する帝展や二科展に対する新しい時代の新勢力として注目を集め、洋画界に大きな影響を与えた。しかし、佐伯の客死や里見の脱会などにより弱体化しはじめた同協会は、1930年の第5回記念展の後、前田が不帰の人となったことにより足並みが乱れる。そうしたなか、同年11月に同協会を発展させたかたちで、二科会の里見勝蔵、児島善三郎、林武らにより「既存の団体からの絶縁」、「新時代の美術の確立」の宣言のもと「独立美術協会」が創立された。本展では、2016年に「一九三〇年協会」創立から90年の節目を迎えるのを機に、昭和の洋画界に旋風を起こした二つの美術団体の活動に改めて注目し、大きな影響を与えた時代の寵児たちの作品を一堂に紹介する。