第73回(令和2年度)優良公民館表彰(文部科学大臣表彰)被表彰館の決定について
2021年01月26日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)社会教育課
担当/係名:社会教育担当
電話番号:0857-26-7520
このたび第73回(令和2年度)優良公民館表彰の被表彰館が下記のとおり決定しました。
記
表彰の趣旨
公民館のうち、特に事業内容・方法等に工夫をこらし、地域住民の学習活動に大きく貢献していると認められるものを優良公民館として文部科学大臣が表彰し、今後の公民館活動の充実・振興に資する。
鳥取県からの被表彰館
1
| 館
名 | 鳥取市立大村地区公民館 |
館
の
概
要
と
特
色
あ
る
事
業 | 「大村地区大運動会」や「おう穴まつり」といった、地域課題を意識した地域住民のつながりを深めるための事業展開が地域の活性化と一体感を生んでいる。特に「おう穴まつり」は、学校をはじめ他団体とも連携しながら10年以上継続して開催されており、地域の自然遺産を利用した野外体験活動や環境整備活動は、地域住民の世代間交流を促す「絆」づくりとなっていると共に郷土愛を醸成する事業となっている。
また、中学生が運営役員として参画していることは、地域の一員という自覚を育て自己肯定感を向上させるなど人材育成にもつながっている。
そして、公民館事業の検証のため、毎月の三役会、年間3回の理事会を経て、「大村地区まちづくり協議会」の代議員会に諮っていることは、次年度の事業の充実につながっている。 |
2
| 館
名 | 米子市尚徳公民館 |
館
の
概
要
と
特
色
あ
る
事
業 | 事業「和みのふるさとづくり」は、「尚徳和みのロード花植え」「農業体験指導」「尚徳公民館際」等の活動を通して保・小・高や各種団体等、地域が一体となって行われており、世代間交流や団体同士の連携の促進につながっている。
地域に高校が隣接しているというメリットを生かし、高校と連携した取組は特徴的であり、高校の教育成果を地域に還元したり高校生がボランティアとして地域活動に貢献したりすることは、地域の活性化と人材育成につながっている。特に高校生の防災紙芝居制作を地域に還元した取組は、地域の防災意識の高まりや尚徳地区自主防災組織の設立に大きく影響を与えた点で評価できる。
また、住民アンケートを実施し地域住民の意見を広く聞くことで、学習内容についてのニーズを取り入れることや公民館活動の点検や見直しに生かすことができている。 |
表彰日程について
(日時) 令和3年2月25日(木)14時〜14時30分
(場所) 文部科学省旧文部省庁舎6階講堂(東京都千代田区霞が関3-2-2)