鳥取県立博物館「身近な植物コーナー」では「レトロな名前でイミフな植物・キノコ」を展示します
2018年08月03日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)博物館
担当/係名:普及担当
電話番号:0857-26-8044
鳥取県立博物館「身近な植物コーナー」では、このたび展示替えを行い、下記のとおり「レトロな名前でイミフな植物・キノコ」を展示します。
取材していただき広く紹介くださるようお願します。
記
展示テーマ
レトロな名前でイミフな植物・キノコ
展示趣旨
イミフは意味不明をあらわす若者言葉です。
植物やキノコの名前には日常生活と関わりのある品々を用いて、巧妙に名付けられたものがあります。このような命名からは、命名者の観察眼の鋭さやイメージの膨らみが感じられ、生きものの名前の由来を知ることがその生きものをよく知る一つの方法となっています。
ところが、時代の流れの中で、私たちの生活が移り変わり、名前の由来となった日常生活の品々が使われなくなってきました。その結果、せっかく巧妙に付けられた植物やキノコの名前が、若い世代にとってイミフなものになってしまいつつあります。このコーナーではそのような名を持つ植物、キノコを集めました。
夏休みの期間中は、おじいさんやおばあさんと来館するこども達も多く見られます。ご来館のおじいさんやおばあさんの豊富な人生経験をもとにレトロな名前の植物やキノコに含まれる品々を解説していただき、会話の中で子ども達の理解が膨らむことを期待しています。
展示期間
平成30年8月6日(月)〜平成30年10月30日(火)、休館日 9月10日(月)、11日(火)
展示場所
常設展示「身近な植物コーナー」
展示資料 [ ]内は名前の由来となった物品
(1)ハンショウヅル(実物標本、写真[半鐘])
(2)ヤハズソウ(別名:ハサミグサ)(実物標本、[矢]、[握りばさみ])
(3)カモジグサ(実物標本)
(4)ナンバンギセル(実物標本、[キセル])
(5)ガンクビソウ(実物標本、[キセル])
(6)ホクチアザミ(実物標本)
(7)コミノカワタケ(実物標本)
(8)コガネニカワタケ(アクリル封入標本、写真、[にかわ])
(9)ニカワチャワンタケ(アクリル封入標本、写真、[にかわ])