教育関係・報道提供資料

今だからこそ家庭で電子メディアとの付き合い方を考えよう! 〜「電子メディアとの付き合い方学習ノート(シート)」バックナンバー公開中〜

2020年04月24日提供 資料提供


提供機関

提供課等:教育委員会(事務局)社会教育課   担当/係名:生涯学習推進担当 
電話番号:0857-26-7943

内容

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のための緊急事態宣言を受けた休校等により、子どもたちが家庭で過ごす時間が長くなり、家庭におけるテレビ・ゲーム・スマートフォン等の利用機会が増加していることと思います。
 このような中だからこそ、電子メディアとの付き合い方について親子でじっくりと話し合い、電子メディア機器の使い方を振り返ったり、ルールを決めたりすることが大切になります。
 鳥取県子どものインターネット利用教育啓発推進協議会(事務局:社会教育課)では、子どもたちが主体的に電子メディア機器の使い方を振り返ったり、家庭で話し合ってルールを決めたりすることを目的に平成29年度から毎年度「電子メディアとの付き合い方 学習ノート(シート)」を作成しています。
 令和2年度版については現在作成中ですが、このたび、バックナンバーを下記のとおり社会教育課ホームページに公開しましたので、ご家庭での話し合い・ルールづくりに是非ご活用いただきたいと思います。

バックナンバーの概要

※子どもたちが自分で考え、それについて家庭で話し合うことができる構成としています。また、家庭で話し合う際の参考とするため、保護者への啓発記事も掲載しています。
※なお、この学習ノートは電子メディア機器の利用や購入を推奨するものではなく、児童・生徒がインターネットの危険性について考えたり、家庭で考え、話し合ったりすることを目的としています。

名称
対象
令和元年度版
平成30年度版
平成29年度版
学習ノートA小学校1〜3年生・下校後の生活習慣の見直し
・著作権について
・動画視聴による生活習慣の乱れ
・言葉の行き違い
・規則正しい生活について考える
・知らない人からの電話への対応
学習ノートB
小学校4〜6年生・電子メディア機器の使い方チェック
・動画投稿サイト利用
・うその書き込みによるトラブル
・動画視聴による生活習慣の乱れ
・ネット詐欺
・ネット上への悪口の書き込み
・ゲームに夢中になると・・・
・SNSでのやりとりによる誤解
・個人情報は大切に
学習シートC中学生、高校生・個人情報の流出
・なりすましによるトラブル事例
・ネットで知り合った人からの誘い
・ながらスマホのトラブル事例
・インターネット依存
・個人情報の保護

公開期間・利用方法

4月24日から当面の間、社会教育課HPに掲載しています。
電子メディアとの付き合い方について親子でじっくりと話し合い、電子メディア機器の使い方を振り返ったり、ルールを決めたりする際に必要な箇所を印刷する等してご活用ください。
 URL:https://www.pref.tottori.lg.jp/285668.htm
    ※児童・生徒、保護者の皆さんに特に気をつけて欲しいポイントを示した「今、電子メディアとの付き合い方で特に気をつけて欲しいこと」(別紙参照)もあわせて掲載しています

参考

○鳥取県の児童・生徒のインターネット利用状況
(令和元年度インターネットの利用に関するアンケート結果(令和2年3月公開)より) @ インターネット利用・電子メディア機器利用状況
    ・インターネット利用率は、全国平均より低い傾向だが、H27調査より小6で7.2ポイント、中2で3.1ポイント増加。
    ・H27調査と比べ、スマートフォンの利用は高2では差がみられないが、小6で9.1ポイント、中2で24.3ポイント増となり、タブレットの利用は小6で10.8ポイント、中2で15.5ポイント、高2で19.2ポイント増となった。また、小6で約7割がスマートフォンを、約8割がゲーム機を利用するなど、電子メディア機器の利用が児童・生徒に浸透。
    <インターネット利用率>        
    R1鳥取県
    H30全国
    H27鳥取県
    小6
    88.1%
    85.6%
    80.9%
    中2
    89.3%
    95.1%
    86.2%
    高2
    95.4%
    99.0%
    96.2%
    <電子メディア機器利用状況>
    スマートフォン
    パソコン
    タブレット
    ゲーム機
    小6
    69.0%
    39.4%
    53.4%
    79.2%
    中2
    67.3%
    44.5%
    54.8%
    69.0%
    高2
    94.8%
    50.2%
    43.1%
    56.7%

A インターネットの利用時間
    ・インターネットを利用している児童生徒のうち、平日の利用時間が2時間以上の割合は、小6で30.7%、中2で38.6% 高2で62.3%であり、全国平均と比べ低い。(全国 小4〜6:39.4%、中1〜3:61.0%、高1〜3:82.6%)
    ・全回答者のうち、平日2時間以上インターネットを利用する割合は小6で27.1%、中2で34.4%、高2で59.5%。高2の23.2%は1日4時間以上利用。
B 依存傾向
・病的な使用(依存傾向)の疑われる割合は、全国平均(中:12.4%、高:16.0%)よりかなり低いが、小6で4.3%、中2で5.9%、高2で10.5%存在。 

C インターネット利用によるトラブル等
    ・トラブル経験は「特になし」が大半でありH27調査より増加しているが、小6は「人間関係のトラブル」が増加(1.5%→2.7%)、高2は「使いすぎによる睡眠不足」が増加(11.9%→15.0%)しているほか悪口等を書かれたケースも増加。
    ・トラブルがあった際に、家族・学校等に相談した割合は上昇したが、「何もしなかった」と回答した児童・生徒も3〜4割存在。警察・相談窓口への相談はほとんどしていない。
○鳥取県子どものインターネット利用教育啓発推進協議会とは
    青少年の電子メディア機器とのより良い関わり方に関する教育啓発の推進を図ることを目的として、官民連携して協議し、様々な啓発活動を企画・実施している。
<構成団体(19団体)>
    新日本海新聞社、株式会社山陰中央新報鳥取総局、NHK鳥取放送局、日本海テレビジョン放送株式会社、山陰中央テレビジョン放送株式会社、株式会社エフエム山陰、鳥取県医師会、NPO法人こども未来ネットワーク、鳥取県PTA協議会、鳥取県高等学校PTA連合会、鳥取県私立中学高等学校PTA連合会、青少年育成鳥取県民会議、鳥取県地域プロバイダー協会、鳥取県民チャンネルコンテンツ協議会、鳥取大学、公立鳥取環境大学、株式会社ドコモCS中国鳥取支店、総務省中国総合通信局、鳥取県教育委員会

報道機関に提供した資料(PDFファイル)

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