県立博物館 歴史の窓「新発見!鳥取藩主の分家・西館家臣の古文書全部見せます」の展示を行います
2022年08月29日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)博物館
担当/係名:人文担当
電話番号:0857-26-8044
鳥取藩主池田家には、初代藩主光仲の子・仲澄の系統「東館(ひがしやかた)」(3万石)と清定の系統「西館(にしやかた)」(2万石)と呼ばれる2つの分家がありました。両家の当主とも大名として扱われましたが、実際には領地はなく本藩から米が給与される家でした。家政を主宰する家老も本藩から派遣された藩士が務めるなど、政治的にも独立性の低い家であったと言われています。しかし、両家とも史料がほとんど残存していないため、その内実はよく分かっていません。
2021年、西館の家臣高橋家のご子孫(茨城県土浦市在住)から、同家9代栄蔵(義広)が作成・収集した約170点の史料の寄贈を受けました。調査を進めると、そのなかに新発見となる江戸中期から幕末の西館家臣団名簿を含む、西館関係資料が数多く含まれていることがわかりました。
本展では、新発見となる西館の家臣団名簿をはじめ、高橋栄蔵が関わった西館の業務関係資料のほか寄贈いただいた資料を全点展示します。
展示テーマ
新発見!鳥取藩主の分家・西館家臣の古文書全部見せます
主催
鳥取県立博物館
展示期間
令和4年8月30日(火)から令和4年11月6日(日)
会場
鳥取県立博物館 歴史・民俗展示室「歴史の窓」コーナー
入館料
常設展示観覧料180円(団体150円)