「ありがとう平成! 〜生きものと自然を大切にした時代〜」を展示しています
2019年03月12日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)博物館
担当/係名:普及担当
電話番号:0857-26-8044
鳥取県立博物館自然常設展示小コーナーでは、このたび展示替えを行い、
下記のとおり「ありがとう平成! 〜生きものと自然を大切にした時代〜」を展示しています。
記
展示テーマ
ありがとう平成! 〜生きものと自然を大切にした時代〜
展示趣旨等
平成は、動植物や自然環境に対する人々の意識が大きく変化した30年間でした。「種の保存法(平成4年)」や「生物多様性条約(平成16年)」にみられるように、人々は生きものや自然環境とのつながりの重要性に気づき、その関係を考え直したのです。
鳥取県でも、平成14年に「鳥取県希少野生動植物の保護に関する条例」が施行され、『レッドデータブックとっとり』の初版が出され、平成24年には改訂版が発行されました。そして今、生物多様性地域戦略が策定されようとしています。
本展示では、平成という時代の中であらたな発見などがあった 鳥取県の動植物を標本とともに紹介します。
展示期間
平成31年3月12日(火)から5月13日(月)まで。休館日4月8日(月)、5月7日(火)。
展示場所
自然常設展示(小コーナー)
展示内容
(1)新種発見
サンインヒエスゲ(レプリカ)
2004年に鳥取市の鷲峰山の標本をもとに新種発表された植物。
(2)再発見
ウラナミジャノメ(乾燥標本)
1950年代を最後に記録が途絶えていたが、2009年に再発見されたチョウ類。
(3)再発見
ダイセンアシボソスゲ(押し葉標本)
長く生育状況が不明になっていたが2012年に77年ぶりに再発見された植物。
(4)県内初記録
ヒメホウヒゲコウモリ(頭骨)
調査によって鳥取県内での生育が初めて確認された希少なコウモリ。