新年ミニ企画「ネズミにまつわる植物」を展示します
2019年12月25日提供 資料提供

提供課等:教育委員会(事務局)博物館
担当/係名:普及担当
電話番号:0857-26-8044

鳥取県立博物館では、このたび展示替えを行い、下記のとおり展示します。取材をよろしくお願いいたします。
記
展示テーマ
ネズミにまつわる植物
展示趣旨
あたらしい年が始まりました。今年は子年です。
十二支の生きものは植物の名前にもたびたび登場します。ネズミも植物の和名に採用されています。中でもイネ科の植物の和名に「ネズミ」が多く登場します。
その由来は実が少量しか採れないことや、穂をネズミのしっぽに例えているなど諸説唱えられています。古くから人々にとってネズミが身近な存在であったことをうかがい知ることができます。
名前にこだわらなければ「ツユクサの花を正面から見るとミッキーマウスに似ている」など、もっと多様なネズミにまつわる植物を見つけることができます。自然の中でオリジナルのネズミ植物を発見するのもきっと面白いはずです。あなたの近くでも、かわいいネズミが見つかるかもしれません。
展示期間
令和1年12月26日(木)から令和2年3月14日(日)まで
展示場所
常設展示 小コーナー
展示構成
すべて押し葉標本による展示〔 〕内は解説
ネズミモチ〔実がネズミの糞に似ている〕
トウネズミモチ〔中国原産のネズミモチ〕
ネズミサシ〔単にネズともよばれる。葉のとげが鋭くとがりネズミが通り抜けようとしても刺されてしまう〕
ハイネズ〔ネズミサシの近縁種で地面を這いように生育する〕
ネズミノオ〔穂が開かず、その様子がネズミの尾に似ている〕
ネズミムギ〔収穫量が少なく役に立たないことから〕
ネズミガヤ〔カヤはススキのこと。ネズミの尾に似た小型のススキの意味〕
ツユクサ〔花を正面から見るとミッキーマウス!!〕
