教育関係・報道提供資料

【鳥取湖陵高等学校】難関日本農業技術検定2級合格、農業クラブ全国大会鑑定競技優秀賞受賞、スーパー農林水産業士認定の3冠達成

2022年02月01日提供 資料提供


提供機関

提供課等:教育委員会(事務局)教育総務課   担当/係名:総務企画担当 
電話番号:0857-26-7926

内容

標記の件について、本校食品システム科3年 田中伶さんが達成しましたのでお知らせします。日本農業技術検定試験は、年に2回実施されていますが、今回の試験で高校生の合格者は、田中さんを含め全国で189名です。農業クラブ全国大会農業鑑定競技会では園芸の部で出場し、本校食品システム科では10年以上入賞者がいませんでしたが入賞。県のスーパー農林水産業士も認定を果たしました。どの項目1つでも取得することは大変困難なことですが、3つ取得した快挙に是非取材いただきますようお願いいたします。

試験開催日

日本農業技術検定令和3年12月11日(土)
農業クラブ全国大会農業鑑定競技会令和3年10月27日(水)
スーパー農林水産業士は2月中旬に認定授与式が行われる予定。

試験の概要

日本農業技術検定の試験は多肢選択式50問で60分実施。受験者の多くはJA職員、農業従事者などの一般の方、更には四年制大学、短期大学、農業大学校など上級学校の学生となっています。今回の試験結果は下記のとおりとなり、高校生にはかなりの難関となっています。
受験者数3,183名合格者数795名合格率25.0%
うち、高校生受験者数1,311名高校生合格者数189名高校生合格率14.4%
(出典:日本農業技術検定協会一般社団法人全国農業会議所より)
農業クラブ全国大会農業鑑定競技は日頃の実習や、学習で使用する道具や実験器具、植物、病気、病害虫などの理解度を確認する競技会で、全国の農業高校の代表者が該当部門に参加します。その中で得点率の高い者(上位約3分の1)が優秀賞を受賞できます。当該生徒は昨年も学校代表に選ばれていましたが、全国大会が中止となり、1年間学習を積み重ねての受賞となりました。
スーパー農林水産業士は、将来の鳥取県の農林水産業を支える人材を育成するために県内で農林水産業を学ぶ高校生を対象に県知事が認定する資格で、認定には長期インターンシップ(60時間以上を2年間、年間10日間)と、食の6次産業化プロデューサー育成講座の受講が必要です。鳥取大学農学部と鳥取県立農業大学校等による高大連携を強化し、地域の若者を県内農林水産業への就業に結び付ける新しい人材育成システムです。校内での学業成績も加味されて審査されるため、鳥取県内の高校生でも20名程度と難易度の高い資格となっています。これを授与された生徒は、ほぼ上級学校へ進学し、今後の農業の担い手となってくれるよう日々勉強しています。

試験に向けた取組状況

入学時から、農業分野に関する興味・関心が強く、農業の授業や実習で日本農業技術検定試験の合格に向けて努力してきました。1年次からスーパーの農林水産業士認定に向けて、講習会や実習、農家体験などを積極的に行い、3年次10月に学校農業クラブ全国大会鑑定競技園芸部門で優秀賞を受賞し、さらに学習を継続し12月に日本農業技術検定2級を受験して合格に至りました。さらに鳥取県知事認証の鳥取県スーパー農林水産業士の認定も決定。どの項目も難関であり、一人ですべて取得したことは本校で今回が初めてです。

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