自然の窓「オオサンショウウオのくらし(映像)」の展示をはじめます
2015年03月17日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)博物館
担当/係名:自然担当
電話番号:0857-26-8044
鳥取県立博物館では、自然の窓コーナーにおいて、下記のとおり「オオサンショウウオのくらし」の展示をはじめます。鳥取県日南町で撮影されたオオサンショウウオの生態写真を用いて制作した映像展示により、天然記念物オオサンショウウオの生活史と鳥取県のすぐれた自然をわかりやすく紹介します。
記
展示テーマ
オオサンショウウオのくらし(映像展示)
展示趣旨
国の特別天然記念物であるオオサンショウウオは生態系ピラミッドの上位種であり、本種が生息していることは健全な自然環境が維持されている“しるし”である。本種の保全のために大切なことは、第一に『くらし(生活史・生態)』を知ることである。この展示では、オオサンショウウオのくらしを映像により視覚的にわかりやすく紹介し、本種の保護の必要性と鳥取県の自然の価値を考える。
なお、本映像は、岡田純(おかだ すみお)博士に鳥取県日南町で調査研究された最新の知見と写真を提供いただき、当館学芸員が自主制作した。
展示開始
平成27年3月19日(木)から (『オオサンショウウオのくらし』は常設展示していきます)
展示場所
鳥取県立博物館 自然展示室「自然の窓」コーナー
展示内容
映像展示「オオサンショウウオのくらし」/標本展示:剥製、骨格標本など
その他
岡田 純(おかだ すみお)略歴:高校時代より中国地方の小型サンショウウオなどを研究。1996年よりオオサンショウウオの研究を始め、鳥取大学大学院(教育学研究科・連合農学研究科)において生態学の視点からオオサンショウウオの生活史の解明およびその保全対策について研究し、2009年に学位取得。現在、鳥取大学工学研究科プロジェクト研究員として中山間地における自然資源の保全と活用について研究を行っている。
NPO法人日本ハンザキ研究所副理事長、日本オオサンショウウオの会副会長。博士(農学)。
(連絡先 電話:080-5231-7382/電子メール:okadasumio@gmail.com)
問合せ先
鳥取県立博物館 主幹学芸員 川上 靖(かわかみ やすし)・主任学芸員 一澤 圭(いちさわ けい)
電話:0857-26-8044/ファクシミリ:0857-26-8041