第3回とっとり弥生の王国シンポジウム「倭人の真実 DNA・年代・環境 先端研究からのアプローチ」を開催します
2019年01月07日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)文化財課
担当/係名:歴史遺産室
電話番号:0857-26-7934
国立科学博物館、国立歴史民俗博物館との共同研究により行われた青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡出土人骨のDNA分析研究の成果をはじめ、環境や年代の最新研究をもとに弥生時代の人々を考えるシンポジウムを開催します。
平成30年11月17日(土)に行われた中間成果報告会ではミトコンドリアDNAの分析結果から出土人骨のほとんどが渡来系に属することが報告され話題を集めました。現在核DNAの分析がすすめられており、新たな事実が明らかになることが期待されます。土壌や地中に含まれる花粉の分析などから弥生時代の青谷の環境も明らかになりつつあり、弥生時代の人々を取り巻く気候、植生、生態系などの古環境の研究からも弥生時代を解き明かします。パネルディスカッションでは、先端研究のコラボレーションにより、新たな弥生時代像を議論します。取材及び県民への情報発信についてよろしくお願いします。
記
テーマ
「倭人の真実 DNA・年代・環境 先端研究からのアプローチ」
主催
鳥取県埋蔵文化財センター
日時
平成31年3月2日(土) 午後12時50分〜午後4時30分
会場
とりぎん文化会館小ホール(鳥取市尚徳町101番地5)
内容
記念講演1「DNAが語る青谷の弥生人」午後1時10分〜1時50分 篠田謙一(しのだ けんいち、国立科学博物館副館長・人類研究部長)
記念講演2「青谷上寺地遺跡の弥生人をとりまく古環境」午後1時50分〜2時30分 安 昭R(アン・ソヒョン、国立慶州文化財研究所特別研究員)
パネルディスカッション「倭人の真実」 午後2時50分〜午後4時20分
パネリスト 藤尾慎一郎(ふじお しんいちろう、国立歴史民俗博物館教授)、篠田謙一、安昭R
コーディネイター M田竜彦(はまだ たつひこ、鳥取県埋蔵文化財センター青谷上寺地遺跡調査整備担当係長)
参加料
無料
定員
500名 要事前申込(当日空席があればご入場いただけます)
申込方法
電子メール、ファクシミリ、ハガキ、電話のいずれかで、「氏名」「電話番号(緊急時の連絡先)」をお知らせください。※電話の申込み受付は平日のみ
申込期間
平成31年1月7日(月)から3月1日(金)まで
申込・問合せ先
鳥取県埋蔵文化財センター青谷調査室(担当:枡家(ますや))
689-0592 鳥取市青谷町青谷667 鳥取市青谷町総合支所2階
電話 0857-85-5011
ファクシミリ 0857-85-5012
電子メール maibuncenter@pref.tottori.jp