歴史講演会「因幡守・在原行平と因幡介・春道永蔵」の参加者募集
2013年09月25日提供 資料提供

提供課等:教育委員会(事務局)博物館
担当/係名:人文担当
電話番号:0857-26-8044

歴史講演会「因幡守・在原行平と因幡介・春道永蔵」の参加者募集
記
内容
平安時代初期の貴族、在原行平(818〜893)は、詩歌に秀でた人物として知られており、『古今和歌集』に収められ、『小倉百人一首』の中の一首としても有名な「立ち別れ いなばの山の 峯におふるまつとし聞かば いまかへりこむ」は、行平が因幡守を務めた斉衡2(855)年から天安元(857)年頃に詠まれた歌と考えられています。
また、行平の部下として天安元(857)年まで因幡介を務めた春道永蔵(生没年不明)は、承和6(839)年に遣唐使の一員として唐へ渡り、在唐中は唐への貢物、日本への輸入品の管理を担当し、中国語に通じ実務に長けた人物と推測されています。
平安時代初期は、こうした詩歌や中国文化に通じた「文人」が重く用いられた時期である。今回の講演会では二人の事跡を通じて、当時の因幡国の様子を解説するとともに、現在、鳥取県東部に伝わる在原行平伝承についても紹介します。
日時
平成25年10月6日(日)午後2時〜3時30分
会場
鳥取県立博物館講堂
講師
鳥取県立博物館 学芸課人文担当 主幹学芸員 石田敏紀
定員
なし(聴講料無料、申込不要)
その他
県民カレッジ連携講座
