教育関係・報道提供資料

鳥取市民大学 特別講座(麒麟獅子舞)について〜国選択無形民俗文化財「因幡の麒麟獅子舞」調査報告会〜

2018年06月08日提供 資料提供


提供機関

提供課等:教育委員会(事務局)文化財課   担当/係名:文化財担当 
電話番号:0857-26-7937

内容

 鳥取県東部に広く分布する麒麟獅子舞は、春や秋の地域のお祭りに、地域や人々の幸福を願って舞うのはもちろん、学校の郷土学習の教材に取り入れたり、地域のイベントに出演したりと、因幡の人々にとって非常に親しみのある存在です。
鳥取県教育委員会事務局文化財課では、平成26年度から29年度の4年間にわたり、文化庁の協力を得て「因幡の麒麟獅子舞」調査事業を実施し、29年度末に調査報告書を刊行しました。
 このたびその調査成果を報告する会を、鳥取市民大学の特別講座として下記のとおり開催します。身近な麒麟獅子舞について新たに発見するよい機会ですので、ぜひお越しください。

1 名称

平成30年度鳥取市民大学 特別講座(麒麟獅子舞)

2 会場

鳥取市文化センター2階 大会議室(定員180名)
鳥取市吉方温泉三丁目701番地

3 費用

無料

4 対象

一般(※鳥取市民大学受講生の申込は終了していますが、聴講可能です。)

5 内容

学習日テーマ講師
6月12日(火)午後6時から7時30分麒麟獅子舞のはじまり−全国東照宮祭礼と獅子−国立米子工業高等専門学校

名誉教授 永井 猛

6月19日(火)午後6時30分から8時麒麟獅子舞の囃子いろいろ京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター

准教授 田鍬智志

6月26日(火)午後6時から7時30分麒麟獅子頭の成立と展開シマネスクくにびき学園

主任講師 三宅博士

6 問い合わせ

鳥取市民大学事務局(鳥取市文化センター内)
電話:0857-27-5181
ファクシミリ:0857-27-5154
電子メール:shidai@tottori-shinkoukai.or.jp

鳥取県教育委員会事務局文化財課(担当:原島)

電話:0857-26-7937

ファクシミリ:0857-26-8128

電子メール:kyouikubunka@pref.tottori.lg.jp

(別紙)「因幡の麒麟獅子舞」調査報告書の概要

1 書名
  国選択記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財「因幡の麒麟獅子舞」調査報告書
2 概要
    平成26年度から29年度にかけて行った国庫補助事業「因幡の麒麟獅子舞」調査事業の報告書として作成。
3 発行
鳥取県教育委員会
4 発行日
平成30年3月30日
5 仕様
A4判、本文504ページ、オールカラー
6 発行部数
900部
7 主な配布先
  各麒麟獅子舞保護団体、県内小中高等学校、地区公民館、図書館、市町村教育委員会等
  (小中学校、地区公民館は東部のみ)
8 頒布価格
2,700円。
鳥取県庁本庁舎1階県民室にて購入できます(平日のみ・数に限りがあります。)。
9 本書の特徴
    ・ 麒麟獅子舞研究史を整理し、麒麟獅子舞の数と分布状況を一覧表及び地図で示した(第1・2章)。その結果、麒麟獅子舞の頭数は198頭で、180の神社に奉納されたいたこと、調査当時に実際に舞っているのは132頭であることが判明。
    ・ 多分野の専門家による麒麟獅子舞の多角的な分析を実施。全国に多くある獅子の芸能全体との比較(第3章)、舞い方の特徴、麒麟獅子舞及び猩々を生み出した文化的背景、麒麟獅子舞の囃子、地域社会の中での麒麟獅子舞の位置づけ、麒麟獅子頭の成立と展開、シンボルとしての麒麟獅子の今後(第4章)について詳細な考察を掲載している。
    ・ 文献史料、絵巻に描かれた獅子舞、獅子頭の計測値や写真・囃子の採譜など、これまで十分に示されてこなかった基礎資料を提示(第6章及び添付DVD)。

報道機関に提供した資料(PDFファイル)

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最後に本ページの担当課
   鳥取県教育委員会事務局教育総務課
  住所  〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1丁目271
  電話  0857-26-7505    ファクシミリ  0857-26-8185
   E-mail  kyouikusoumu@pref.tottori.jp