教育関係・報道提供資料

県内文化財建造物の新規国登録について

2021年07月08日提供 資料提供


提供機関

提供課等:地域づくり推進部文化財局文化財課   担当/係名:文化財保護担当 
電話番号:0857-26-7525

内容

令和3年7月16日(金)に開催される国の文化審議会(文部科学大臣の諮問機関、会長 佐藤(さとう)信(まこと) 東京大学名誉教授)において、国登録有形文化財(建造物)の新規登録に係る答申が行われる予定です。
新規登録が答申される県内の文化財建造物は下記の2件5箇所です。

(1)文化財の名称

・津中家(つなかけ)住宅(じゅうたく)主屋(おもや) 〔鳥取市〕

・判屋(はんや)船越家(ふなこしけ)住宅(じゅうたく)主屋(おもや)、東蔵(ひがしぐら)、西蔵(にしぐら)、裏門(うらもん) 〔米子市〕

(2) 文化財の特徴

名称
所在地
特徴等
建設年代等
津中家(つなかけ)住宅(じゅうたく) 主屋(おもや)鳥取市
鹿野町
鹿野
鹿野の城下町の西側に位置し、鹿野祭の御旅所となる町家である。通りの北側に位置し、一階は西側を土間とする二列四室、二階は三列六室とする。正面の庇(ひさし)は曲がった腕木で支える。明治37年建築/
昭和18年改修
判屋(はんや)船越家(ふなこしけ)住宅(じゅうたく)主屋(おもや)米子市
天神町
船越家住宅は米子城の外堀を兼ねる加茂川の河口近くに位置する。代々船問屋を営む同家は屋号を判屋といい、江戸時代には城主荒尾氏の求めにより米子湊(みなと)に入る船の積み荷の確認等を行っていた。
南北に長い敷地の北側に主屋が建ち、南側に東蔵、裏門、西蔵が並ぶ。
主屋の東側に通り土間を配した一列四室の二階建て主体部の西側に一列三室の平屋の座敷棟を付属する。旧米子城下に残る上質な近代町家である。
東蔵、西蔵はいずれも土蔵造二階建で、裏門とともに敷地南側の景観を引き締める.
明治後期
判屋(はんや)船越家(ふなこしけ)住宅(じゅうたく)東蔵(ひがしぐら)江戸末期
判屋(はんや)船越家(ふなこしけ)住宅(じゅうたく)西蔵(にしぐら)明治後期
判屋(はんや)船越家(ふなこしけ)裏門(うらもん)明治後期

(3) 今回、国で答申が行われる建造物の概要

今回答申分
累計
登 録 数
220件
 13,286件
時代別登録件数
江戸以前
38件
 2,366件
明治
67件
4,209件
大正
50件
2,700件
昭和
65件
4,011件

(4) 鳥取県の状況

@鳥取県の国登録文化財、国・県指定文化財総数(今回登録後・未告示含む)
国登録文化財
国指定・選定文化財
県指定・選定文化財
( )内は建造物の数
「彫刻及び建造物」
1件含む
(251)
257
(18)
125
(25)※
  315

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