『とっとりの人形物語〜村を愛する人形浄瑠璃と人形芝居〜』の発刊について
2017年04月20日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)文化財課
担当/係名:文化財担当
電話番号:0857-26-7937
このたび、鳥取県の人形芝居を紹介する冊子が発刊されました。
明治時代初めには約30を数えた人形芝居ですが、時代の変化に応じてその数を減らし、現在は円通寺人形芝居(鳥取市・県指定無形民俗文化財)、新田人形浄瑠璃相生文楽(智頭町・用具が町指定有形民俗文化財)、因幡文楽水口人形芝居(八頭町・町指定無形民俗文化財)の3座となっています。これら3座も保存伝承の課題を抱えていますが、この大事な文化を後世に伝えていくため、鳥取県協働提案連携推進事業の補助を受け、平成28年度は3座の合同公演、伝承教室を行い、集大成として本冊子を発刊されました。
本冊子は、各人形芝居座のほか、県内の小中高等学校、図書館、市町村教育委員会等に配布しております。ぜひ手にとっていただき、鳥取県の人形芝居について興味関心をもっていただきたいと思いますので、周知をお願いします。
記
図書の概要
(1)書名 『とっとりの人形物語〜村を愛する人形浄瑠璃と人形芝居〜』
(2)発行 生活文化研究会
(3)仕様 A4判、本文18ページ、オールカラー
(4)発行部数 1,200部
(5)内容 現在も活動する3つの座の紹介に、人形浄瑠璃の歴史、人形のカラクリや着物についての解説を加え、鳥取県の人形芝居を分かりやすく紹介した冊子です。
主な配布先
各人形芝居座、県内小中高等学校、図書館、市町村教育委員会等
(県文化財課、文化政策課、参画協働課でも御覧いただくことができます。)
問い合わせ先
生活文化研究会
住所:鳥取市円通寺903 円通寺人形芝居保存会内
電話:0857-53-0713
(御希望の方への頒布分もありますが、数に限りがあります。)
【協働提案連携推進事業について】
多様化する地域課題を解決するため、民と官が協働して取り組む事業に対し、事業計画の立案から実施の各段階において、必要な支援を行うことで、協働連携のモデル創出をめざすもの。
1年目 計画策定
2年目 事業実施
担当課:元気づくり総本部元気づくり推進局 参画協働課