身近な植物コーナーで「つる植物の生き方」を展示しています
2017年04月24日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)博物館
担当/係名:普及担当
電話番号:0857-26-8044
鳥取県立博物館「身近な植物コーナー」では、このたび展示替えを行い、「ちくちく・クルクル・ぴたぴた − つる植物の生き方 −」と題して下記のとおり展示します。広くご覧いただきますとともに、取材をよろしくお願いいたします。
記
趣旨
つる植物は、丈夫な茎や幹を持っていませんが、他の植物や人工物を利用してより高い場所に葉を持ち上げて、太陽の光を得る生き方をしています。そのために、とげや毛〔ちくちく〕、巻きひげ〔クルクル〕、吸盤〔ぴたぴた〕など特徴的なよじ登りのための体のつくりを備えています。この展示では、つる植物の体のつくりについて、標本や模型で紹介します。
展示期間
平成29年6月30日(金)まで
展示場所
1F自然常設展示室内 「身近な植物コーナー」
見所と展示資料
(1)つる植物の紹介
とげや毛〔ちくちく〕、巻きひげ〔クルクル〕、吸盤〔ぴたぴた〕などの体のつくりを持つつる植物を押し葉標本で展示。
(2)ジャケツイバラのつる
葉やつるに大きなトゲがある。和名の由来は「蛇結いばら」で蛇がとぐろを巻くように、絡まりながら生育する様子をあらわしている。
ジャケツイバラの群落にうかつに入り込むと人でさえ身動きできなくなる。
(3)つるの「右巻き」と「左巻き」の見分け方
模型を使って「右巻き」と「左巻き」の見分け方を展示。
過去には巻き方の決め方が、現在と反対の時があったことを書籍で紹介。
連絡先
鳥取県立博物館学芸課
担当 清末 幸久 (きよすえ ゆきひさ)
電話 0857-26-8044 ファクシミリ 0857-26-8041