教育関係・報道提供資料

鳥取県ゆかりの文豪・松本清長生誕100年記念企画展の開催について

2010年05月26日提供 資料提供


提供機関

提供課等:教育委員会図書館   担当/係名:総務係 
電話番号:0857-26-8155

内容

文豪・松本清張(1909-1992)の生誕100年を機に、その父・峯太郎の生誕地として、清張とゆかりをもつ日南町では、昨年来、資料展や講演会などに取り組んできました。そして、この度、同町の美術館で開催した「松本清張生誕100年記念企画展」(会期/平成22年4月3日〜5月16日)においては、日野上まちづくり協議会が中心となり、わが町とのゆかりの物語る貴重な資料を収集・整理し、郷土資料コーナーを設けて展示をしました。さらに、同町立図書館が所蔵する松本文庫の中から、貴重な清張の初版本を展示するなど、町をあげて松本清張の顕彰に取り組んできました。そこで、この機会に、鳥取県立図書館において、広く県民に清張氏と本県との関わりや偉業を紹介することを目的に本展覧会を下記のとおり開催します。

会期

平成22年5月22日(土)〜同年6月13日(日)

場所

鳥取県立図書館 2階 特別資料展示室

主な展示内容

・書:松本清張文学碑のために揮毫されたもの
  「幼き日 夜ごと父の手枕で聞きしその郷里矢戸 いま目の前に在り」
・掛け軸:「日南の 山ふところは 記紀の国」
  「父は 郷里を想いながら一生他国で過ごした 私は父の眼になって帰りたい」
  「わが道は 行方も知れず 霧の中」
・色紙:「伯耆矢戸 訛なつかし 杉匂ふ」「真実探求」「松本清張自画像 42歳」「達磨の絵」
・矢戸のスケッチ:昭和23年頃矢戸訪問の際に描かれた矢戸のスケッチ画 5枚
  (清張の没後発見されたもので、「松本清張記念館図録」からコピー)
・手紙:昭和36年矢戸訪問の折の、「田中秀太郎氏への礼状」
・年賀状:「久城英雄・迪子夫妻」宛の年賀状
・写真:松本清張文学碑除幕式関係のもの
  「骨壺」(後に「骨壺の風景」と改題)の原稿写真のコピー など
・小説、エッセイの拡大コピー
  「父系の指」「半生の記」「碑(ひ)の砂」「ひとり旅」など
・新聞記事:日南町訪問の際の記事
  昭和36年9月30日:29日の米子市での文化講演会の翌日に矢戸田中家を訪問
  昭和41年7月5日:日南町中央公民館落成記念講演「私の半生と文学」
  昭和59年4月18日:矢戸に建立された清張直筆の文学碑の除幕式
・文学碑の碑文:「幼き日 夜ごと父の手枕で聞きしその郷里矢戸 いま目の前に在り」
  除幕式の後「矢戸と私」と題して記念講演
・日南町図書館が所蔵する 初版本 約70冊
・作品舞台のスケッチ画と文
  淡彩画家・西川幸夫氏の絵と、元北九州市松本清張記念館副館長の藤沢隆文氏の文による「清張紀行101景」のから、松本清張氏が日南町や米子市を舞台とした作品『半生の記』『ひとり旅』『数の風景』の風景スケッチと文
・松本清張映画のポスター 

主催者

日南町日野上まちづくり協議会松本清張生誕100年記念事業実行委員会
日南町美術館、日南町図書館
鳥取県立図書館

出品協力

北九州市松本清張記念館、清張紀行の会、西河克己映画記念館

報道機関に提供した資料(PDFファイル)

20100527102224002.pdf
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