県立博物館歴史の窓において
「トピック展示1 ―蔵出し!平岡円四郎(ひらおかえんしろう)の手紙―」の展示を行います
2021年07月09日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)博物館
担当/係名:人文担当
電話番号:0857-26-8044
県立博物館歴史の窓において
「トピック展示1 ―蔵出し!平岡円四郎ひらおかえんしろうの手紙―」の展示を行います
当館歴史・民俗展示室「歴史の窓コーナー」を下記の通り展示替えを行いますので、県民の皆様にひろく周知するため、ぜひ取材いただきますようお願いいたします。
趣旨
時代は幕末、のちに最後の将軍となる一橋(ひとつばし)慶喜(よしのぶ)の側近として知られる平岡円四郎(ひらおかえんしろう)の手紙が、県立博物館で現在整理を進めている鳥取藩士安達(あだち)清風(せいふう)の古文書群から見つかりました。
平岡は、近代日本資本主義の父と称される渋沢(しぶさわ)栄一(えいいち)を見いだしたことでも知られ、現在放送中の大河ドラマでは、物語前半の鍵をにぎる人物として登場し、話題を集めました。
今回発見された平岡の手紙は、宛名が書いてありませんが、当時鳥取藩の京都留守居役を勤めていた安達清一郎(後の清風)に宛てたものと推測されます。内容は慶喜との面会を取り次いだので、現在の午後6時頃に居館まで来訪してほしいと伝えるものです。手紙がみつかった安達清風の文書群は、現在整理中で、本格的な公開はもう少し先になりますが、今回は特別にトピック展示として本品を初公開します。
展示資料
平岡円四郎の手紙 元治元年(1864年)2月17日付 1点(個人蔵)
展示期間
令和3年7月13日(火)から8月11日(水)
展示場所
鳥取県立博物館1階 歴史民俗常設展示室内