自然の窓コーナーで「光合成をやめた植物」を展示しています
2018年06月11日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)博物館
担当/係名:普及担当
電話番号:0857-26-8044
鳥取県立博物館「自然の窓コーナー」では、このたび展示替えを行い、下記のとおり展示しています。取材していただき広く紹介くださるようお願します。
展示テーマ
光合成をやめた植物
展示趣旨
多くの植物は「光」と「水」と「二酸化炭素」を材料に光合成を行って、デンプンなどの有機物を作り出し生育のための「エネルギー」を得て、「酸素」を放出します。
ところが、このような植物の中から水分やエネルギーとなる養分を他の植物や菌類から奪い取って生育する植物が進化の中で現れました。
そして、もはや自分でエネルギーを作り出す必要がなくなった植物は、光合成をやめてしまいました。
光合成をやめた植物は、緑色の色素や葉も必要でなくなります。そのため一般的な植物とはずいぶん異なった色や形態をしています。
この展示では精巧なレプリカや写真、実物標本で光合成をやめた植物を紹介します。
展示期間
すでに展示を開始しました。7月6日(金)まで。
休館日6月18日、7月2日
展示場所
常設展示 自然の窓コーナー
主な展示資料
(1)寄生植物:他の植物に寄生する
・ハマウツボ(レプリカ)
・アメリカネナシカズラ(レプリカ)
・ナンバンギセル(写真)
(2)腐生植物:菌類に寄生する
・ツチアケビ(レプリカ)
・オニノヤガラ(レプリカ)
・ギンリョウソウ(レプリカ)
・ホンゴウソウ(写真)
・ヒナノシャクジョウ(写真)
・クロヤツシロラン(実物標本)
連絡先
鳥取県立博物館学芸課
担当 清末 幸久 (きよすえ ゆきひさ)
TEL 0857-26-8044 FAX 0857-26-8041