教育関係・報道提供資料

第72回(令和元年度)優良公民館表彰(文部科学大臣表彰)及び優秀館の決定について

2019年12月18日提供 資料提供


提供機関

提供課等:教育委員会(事務局)社会教育課   担当/係名:社会教育担当 
電話番号:0857-26-7520

内容

このたび第72回(令和元年度)優良公民館表彰の被表彰館が下記のとおり決定しました。また、全国の被表彰館のうち5館のみが選出される優秀館に、倉吉市上灘公民館が選出されました。

表彰の趣旨

公民館のうち、特に事業内容・方法等に工夫をこらし、地域住民の学習活動に大きく貢献していると認められるものを優良公民館として文部科学大臣が表彰し、今後の公民館活動の充実・振興に資する。

鳥取県からの被表彰館

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倉吉市上灘公民館










少子高齢化等による公民館行事への参加者の減少や地域コミュニティーの劣化という地域課題としっかり向き合い、地域の再発見、地域への愛着と誇りを持った青少年の育成及び次世代リーダーの育成という明確な目標を持った取組が実践されている。
 地域づくり講座「うわなだ未来塾」は、小学校の土曜授業とタイアップすることで多くの小学生が参加することを可能にしている。地域探検では、多くの地域ボランティアの協力のもと、クイズを取り入れるなど、子どもたちの意欲を引き出しながら理解度も満足感も高くなる工夫により、子どもたちが主体的に意欲をもって活動するふるさと教育となっており、中学生が実際に地域行事「桜まつり」を企画したことは、未来の地域のリーダー育成にもつながっている。さらには、事業に関わった大人の中から次世代リーダーとなる人材が育っていくという効果もあり、学校を核とした地域づくりの実現が図られている。
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鳥取市立面影地区公民館










2002年の学校週五日制完全実施に伴い、子どもの休日の過ごし方の充実を目指した事業「いきいきおもかげっこ広場」が、20年近く継続され地域に定着している。
 年間を通した様々な活動を通して、地域の子どもと大人の交流を進め、公民館が地域での子どもたちの居場所としての役割を果たしている。また、各種団体と連携することにより、子どもたちが季節毎に様々な年代の地域住民と関わりながら多くの体験をすることができるよう企画・運営がなされており、公民館が核となり地域を愛する心を育てることができている。事業への参加者も年々増加しており、マンネリ化に陥ることなく長期に渡って工夫改善しながら事業に取り組んでいる。
 昨年の事業「おもかげ山ウォーキング」では、中学生が積極的に参加者のサポートに関わるなど、次世代地域のリーダーが育成されており、今後の事業の充実・発展が見込まれる。 

表彰日程について

(日時) 令和2年2月14日(金)13時20分〜16時
(場所) 文部科学省第2講堂(千代田区霞が関3−2−2)

倉吉市上灘公民館の優秀館の決定について

被表彰館(全国で75館)の中から特に優れた活動を行った「優秀館」(全国で5館のみ)として倉吉市上灘公民館が選ばれた。なお、「最優秀館」については、優秀館の中から被表彰館が作成する「特色ある事業に関する資料」を活用し、被表彰館相互による評価も参考にして、表彰式当日、優良公民館審査委員会により1館が決定される予定。

報道機関に提供した資料(PDFファイル)

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