教育関係・報道提供資料

狗尸那(くしな)城の発掘調査結果の記者向け事前説明会を開催します 戦国山城で県内初となる大規模な礎石建物遺構を発見! 

2020年06月26日提供 資料提供


提供機関

提供課等:地域づくり推進部文化財局とっとり弥生の王国推進課   担当/係名:歴史遺産担当 
電話番号:0857-26-7932

内容

埋蔵文化財センターでは、狗尸那城(鳥取市鹿野町)で発掘調査を行い、その結果、山頂部で戦国山城では県内初となる大規模な礎石建物遺構を発見するなど築城の一端が明らかになったことにより、現地説明会と関連講演会を開催することとしました。これに先立ち、現地で記者公開を行いますので現地説明会等の事前PRとして、記事に取り上げてくださいますようお願いします。

記者公開

(1)日時 7月2日(木)
 集合:午後1時
 公開:午後1時30分から午後2時30分まで
(2)集合場所 鳥取市鹿野町小別所(こべっしょ)小鷲河(こわしがわ)地区公民館駐車場
※集合場所から現地へは当センターが手配する車でお連れしますので、集合時間までにお集まりください。
※降雨の場合別日に変更します。担当者公用携帯電話(080−6329−5368)に当日午前10時までにお問い合わせください。

現地説明会等

(1)7月16日(木) 鹿野町民・関係者向けの現地説明会
(2)7月18日(土) 一般向けの現地説明会
(3)7月19日(日) 関連講演会
※詳細については記者公開当日にお知らせします。

参考:狗尸那城の発掘調査成果

(1)山頂の主郭(しゅかく)で礎石建物遺構を確認した。遺構は柱間4間×5間で3方に廂(ひさし)を有し、戦国時代後期(16世紀半ば以降)の山城に出現する御殿的建築と考えられる。同様な建築物は畿内などの大規模な戦国大名などの居城に限られ、戦国時代後期の希少で貴重な遺構が鳥取県内で初めて、これまで謎が多くあまり注目されなかった山城から発見されたたことは重要な成果である。
(2)県内で初めて行った横堀と竪堀(たてぼり)の切りあい部の発掘調査から、堀には約1mの土が堆積していて、当時は土塁頂部から堀底まで1.8mの高さとなっていたことなど、その構造が判明した。
(3)遺物や遺構等から、16世紀半ば以前に築城されていた山城に、16世紀半ばから17世紀初頭にかけ、異なる主体によって横堀・竪堀等の防御施設の強化や御殿建築の築造などの改修が加えられたと考えられる。
(4)立地、構造等から重要性が指摘されながら、文献上は江戸時代中期の『因幡志』に記載がある程度で来歴が不明だった狗尸那城について実像の一端を解明できた。
(5)戦国時代、因伯の境目にあった鹿野は戦略上重要な地域で、但馬山名、出雲尼子、安芸毛利、織田方の羽柴秀吉らの外部勢力が争奪を繰り返した。今回の発見は、鹿野城とその関連する城郭の解明を通じて因伯の戦国時代史を明らかにしていく手掛かりとなる。

報道機関に提供した資料(PDFファイル)

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