大山寺旧境内の国史跡指定及び摩尼山の登録記念物登録について
2016年06月10日提供 資料提供

提供課等:教育委員会(事務局)文化財課
担当/係名:歴史遺産室
電話番号:0857-26-7932

大山寺旧境内(西伯郡大山町)の史跡への新指定及び摩尼山(鳥取市)の登録記念物(名勝地関係)への新登録について、平成28年6月17日(金)に開催された国の文化審議会(会長 馬渕明子国立西洋美術館館長)の審議・議決を経て、文部科学大臣に答申されました。
記
大山寺旧境内の史跡指定について
(1)対象史跡の名称
大山寺旧境内(だいせんじきゅうけいだい)
(2)指定対象の所在地
西伯郡大山町大山字中門院谷1番ほか
(3)指定対象地の面積
435,008.62平方メートル(社寺有地、町有地)
(4)対象史跡の内容
<古くからの信仰の山である大山の中腹に位置する我が国を代表する山林寺院>
古くからの信仰の山である中国山地最高峰、大山(弥山(みせん)1,709メートル)の北面中腹に位置する山林寺院。地蔵菩薩の垂迹(すいじゃく)、大智明権現菩薩(だいちみょうごんげんぼさつ)を信仰の中心とし、中世に最大となった。近世には三院四十二坊の体制をとり、中・近世の建造物が遺存するとともに、子院(僧坊)跡にも石垣、土塁などが残る。我が国を代表する山林寺院のひとつとして重要。
摩尼山の登録記念物(名勝地関係)登録について
(1)対象記念物の名称
摩尼山(まにさん)
(2)登録対象の所在地
鳥取市覚寺字一本松624番ほか
(3)登録対象地の面積
367,296平方メートル(寺有地、市有地)
(4)対象記念物の内容
<奥の院の奇景と立岩からの眺望に優れた天台宗の古刹>
鳥取市覚寺(かくじ)に位置する喜見山(きけんざん)摩尼寺(まにじ)の境内を成す摩尼山(まにさん)(標高357メートル)は、大山・三徳山と並ぶ天台宗の拠点的霊山として信仰を集めてきた。旧参道と歴代住職等墓所、山腹の境内地に建立された堂宇(どうう)群、自然環境などから成る風致景観が良好に保全されており、巨巌(きょがん)・岩窟(がんくつ)等から成る奥の院の奇景に優れている。山内に点在する多くの石仏群も独特の風致を添え、日本海・鳥取砂丘等を一望する鷲が峰(立岩(たていわ))はこの地域を代表する展望地点として親しまれてきており、自然の名勝地として意義深い事例。
