妻木晩田遺跡 むきばんだいせき

所在地 米子市淀江町福岡、大山町妻木ほか
主な時代 弥生時代中頃から古墳時代初め頃(約2000~1700年前)
概 要  大山の北の麓にある東西約2km、南北約1.5kmの丘の上にある集落の跡です。広範囲で調査が行われることで当時の人々のくらしが分かる遺跡で、152haが国史跡に指定されています。
調査では数多くの竪穴建物(たてあなたてもの)や掘立柱建物(ほったてばしらたてもの)が見つかり、数棟の建物で1つのまとまりとなっていることがわかりました。なかには火事で焼け残った建物の部材が残るものがあり、どのような形をしていたのかを復元できるものもありました。
また、建物が建てられた場所や墓が造られた場所が明確に分かれていて、時期によってそれらが変化したこともわかっています。
報告書 『妻木晩田遺跡小真石清水地区発掘調査報告書』淀江町教育委員会 1997
『妻木晩田遺跡発掘調査報告書』大山スイス村埋蔵文化財発掘調査団・大山町教育委員会 2000
『妻木晩田遺跡』淀江町教育委員会 2000
『史跡妻木晩田遺跡第4次発掘調査報告書』鳥取県教育委員会 2003
『史跡妻木晩田遺跡妻木山地区発掘調査報告書』鳥取県教育委員会 2003
『史跡妻木晩田遺跡松尾頭地区発掘調査報告書 第16・19次調査』鳥取県教育委員会 2008
『史跡妻木晩田遺跡松尾頭地区発掘調査報告書 第20・21・23次調査』鳥取県教育委員会 2011
備 考 「とっとり文化財ナビ」に情報あり

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