豊成叶林遺跡 とよしげかのうばやしいせき

所在地 鳥取市大山町豊成
主な時代 旧石器時代(約30000年前)
概 要 大山から派生する丘陵上にある遺跡で、縄文時代から中世までの生活面の下から見つかりました。

調査では、石器が集中するところが2か所見つかっていて、狩りで使うナイフ型石器をつくったことが分かりました。

石器に使われている玉髄(ぎょくずい)は、島根半島や宍道湖の南側のものの可能性が高く、当時の人たちの行動範囲の広さがうかがえます。

見つかった石器群は鳥取県の保護文化財に指定されています。

報告書 『倉谷西中田遺跡II 倉谷荒田遺跡II 豊成叶林遺跡 豊成上神原遺跡II』 鳥取県埋蔵文化財センター2013
備 考

豊成叶林遺跡の位置(北東から)

玉髄製の石器が出土した様子

出土した旧石器

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