宮内遺跡群 みやうちいせきぐん

所在地 東伯郡湯梨浜町宮内
主な時代 弥生時代終わり頃から古墳時代初め頃(1800~1600年前)
概 要 東郷池の東側にある丘の上の遺跡群で、丘の先端には全長約95mと推定される前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)の宮内狐塚古墳(みやうちきつねづかこふん)があります。
宮内第1遺跡では、弥生時代終わり頃から集落が営まれるとともに、墳丘墓(ふんきゅうぼ)が造られていました。このうち1号墳丘墓と3号墳丘墓からは、この時期としては列島最長の鉄の刀や剣、管玉などのアクセサリーが出土しました。
また、宮内第1遺跡の北側にある宮内長谷遺跡では弥生時代終わり頃の玉作りに関わる遺物が出土しています。
報告書 『宮内第1遺跡 宮内第4遺跡 宮内第5遺跡 宮内2・63~65号墳』財団法人鳥取県教育文化財団1996
『宮内長谷遺跡発掘調査報告書』東郷町教育委員会1997
『宮内長谷遺跡発掘調査報告書-第2次発掘調査-』東郷町教育委員会1998
備 考 『鳥取県埋蔵文化財センターのあゆみ』に調査余話あり

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