茶畑山道遺跡 ちゃばたやまみちいせき

所在地 西伯郡大山町茶畑
主な時代 弥生時代中頃(約2000年前)
概 要 名和川水系の蛇の川の河岸段丘上にあり、掘立柱建物(ほったてばしらたてもの)が20棟以上、その他、竪穴建物(たてあなたてもの)1棟、土坑(どこう:あな)100以上などが見つかった集落遺跡です。
このように多数の遺構がある中で、特に注目されるものが規模10m×4mにもなる独立棟持柱建物(どくりつむなもちばしらたてもの)です。このタイプの建物は県内で9例しか確認されておらず、儀式を行う場所などと考えられていますが、それを示すかのように、この建物付近から線刻絵画(せんこくかいが)土器、分銅形土製品(ふんどうがたどせいひん)、銅鐸形土製品(どうたくがたどせいひん)など特殊な道具が出土しています。周辺約1km四方に広がる遺跡群の中で、中心となる遺跡だったと考えられます。
また、美作(岡山県北部)や丹後(京都府北部)など、他地域の土器や他地域の影響を受けたと考えられる土器も出土しており、人々が往来していたようです。
報告書 『茶畑山道遺跡』名和町教育委員会1999
備 考  

見つかった独立棟持柱建物(大山町教育委員会提供)

魚などの絵画が描かれた土器

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