尾高浅山遺跡 おだかあざやまいせき

所在地 米子市尾高
主な時代 弥生時代終わり頃(約1900~1800年前)
概 要 日野川東岸の平野を見下ろす丘の上にある遺跡です。
丘の先端部には竪穴建物(たてあなたてもの)が建てられていて、その周りを環壕(かんごう)が3重に巡っていました。また、環壕の南側には同じ頃に墳丘墓(ふんきゅうぼ)が造られており、このうち1号墓は四角い墳丘の四隅が外側に延びる四隅突出型墳丘墓(よすみとっしゅつがたふんきゅうぼ)です。
集落は環壕に囲まれたところの東側にも広がっていたようで、当時の大規模な集落があったことが分かっています。
報告書 『米子平野の考古学資料 尾高浅山遺跡―弥生時代環壕遺跡と墳丘墓―』一般財団法人米子市文化財団2015
備 考  

見つかった四隅突出型墳丘墓(米子市教育委員会提供)

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