福市遺跡 ふくいちいせき

所在地 米子市福市
主な時代 古墳時代はじめ頃(1700年前頃)
概 要 米子市街地から南東側に4km離れたところにある、長者原台地と呼ばれる標高20~30mの丘陵上に立地する、弥生時代後期から古墳時代後期にかけて営まれた大きな集落遺跡です。
集落のなかで、竪穴建物(たてあなたてもの)が立ち並ぶ居住域と、古墳や土壙墓(どこうぼ)が集中する墓域が分けられていました。
古墳時代前期の集落全体の様子がわかる貴重な遺跡であり、鳥取県の古墳時代の土器の形が変化する指標や竪穴建物の移り変わりが明らかにされた重要な遺跡でもあります。
日焼山・吉塚地区の39,414㎡が1970年に国史跡に指定され、史跡公園として整備・保存されています。
報告書 『福市遺跡』米子市教育委員会1968
備 考 『新鳥取県史 考古2 古墳時代』鳥取県2020に関連情報あり

見つかった集落の跡

前のページに戻る