| 所在地 | 境港市外江町 |
|---|---|
| 主な時代 | 弥生時代はじめ頃~終わり頃(約2300年~1900年前) |
| 概 要 | 1境水道の海底に位置しており、1950年(昭和25年)の桟橋工事の時に水深1.0~1.3mの海底から見つかった遺跡です。この遺跡の発見には、小学生が工事の排土から土器片等を見つけたことがきっかけになったというエピソードがあります。 土器片は弥生土器が主で、はじめ頃、中頃、終わり頃の甕(かめ)がそれぞれ確認できています。この遺跡の近辺には同様に海底から弥生土器などが見つかった西灘(にしなだ)遺跡、対岸の島根県側には弥生時代の埋葬地である小浜洞窟(こはまどうくつ)遺跡があり、境港海峡付近に当時人々が生活していたことが分かります。 ところで、この遺跡が現在海底にある理由は、気候変動による環境変化なのか、地盤沈下によるものなのか、今も解決されていない謎です。 |
| 報告書 | 鳥取県1972『鳥取県史 第1巻 原始古代』 鳥取県2017『新鳥取県史 資料編 考古1 旧石器・縄文・弥生時代 |
| 備 考 |