六部山3号墳 ろくぶやまさんごうふん

所在地 鳥取市久末
主な時代 古墳時代初め頃(約1600年前)
概 要 鳥取平野の南側の丘の上に造られた前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)で、谷をはさんで西側の丘の上には大型の前方後円墳(全長92.5m)である古郡家1号墳(ここおげいちごうふん)があります。
古墳の全長は65.5mで、後円部の直径は36mあります。発掘調査は行われていませんが、墳丘(ふんきゅう)の形や採集された遺物から、鳥取県東部で最古級の前方後円墳のひとつと考えられます。
この地域ではそれまでの古墳は方墳が中心でした。前方後円墳は大和政権と関係が深い地域で造られたもので、葬られた人物がいち早く近畿地方との結びつきを強めたことが分かります。
報告書 『古郡家1号墳・六部山3号墳の研究』鳥取県2013
備 考  

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