布勢古墳 ふせこふん
| 所在地 | 鳥取市布勢 |
|---|---|
| 主な時代 | 古墳時代終わり頃（約1500年前） |
| 概 要 | 湖山池の東側にある丘の上に造られた前方後円墳（ぜんぽうこうえんふん）で、墳丘（ふんきゅう）の長さは約59m、後円部の直径が約30mあります。埴輪（はにわ）の破片が採集されていて、墳丘に埴輪が立てられたと考えられます。 鳥取大学のある丘の上にも同じ頃に造られた前方後円墳の大熊段1号墳（おおくまだんいちごうふん、全長約45m）と三浦1号墳（みうらいちごうふん、全長約36m）があり、古墳時代の終わり頃に湖山池の東側を中心に治めた有力者がいたことが推測されます。 布勢古墳は、規模もさることながら、当時の湖山池周辺の有力者の墓の様子を知る良好な資料として国の史跡に指定されています。 |
| 報告書 | 『鳥取県文化財調査報告書』第11集 鳥取県教育委員会1979 |
| 備 考 | 「とっとり文化財ナビ」に情報あり |