| 所在地 | 東伯郡湯梨浜町橋津・上橋津 |
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| 主な時代 | 古墳時代中頃(1600年前) |
| 概 要 | 日本海と東郷池の間に広がる丘陵上に5基の前方後円墳と20基の円墳が築かれており、「橋津古墳群」として13基が国の史跡に指定されています。大型古墳が密集する、山陰地方を代表する古墳群です。 橋津4号墳は、全長約100m(現状は約88m)の古墳群最大の前方後円墳で、古墳時代初め頃(4世紀中頃)に築かれました。この古墳の主は、長大な竪穴式石室(たてあなしきせきしつ)に納められた木棺(もっかん)に葬られていました。この他にも、8基の埋葬施設があります。 主が葬られた埋葬施設からは、三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)をはじめとした青銅鏡4面の他、鉄刀、鉄剣などの鉄製品、車輪石(しゃりんせき)、石釧(いしくしろ)、勾玉(まがたま)などの石製品が出土しており、その多くは東京国立博物館で保管されています。 |
| 報告書 | 『山陰の前期古墳文化の研究Ⅰ-東伯耆Ⅰ・東郷池周辺-』山陰考古学研究所1978 |
| 備 考 | 馬ノ山4号墳(馬ノ山古墳群)とも呼ばれています。 |