- 鳥取県犯罪のないまちづくり協議会 -
令和7年度鳥取県犯罪のないまちづくり協議会会議録
開催日時令和70729日(曜日) 10:00 AM 11:00 AM
開催場所鳥取県庁第二庁舎 4階
第34会議室
出席者名丸会長; 幸本委員; 澤田委員; 岡本委員; 新道委員; 小谷委員; 松山委員; 谷口委員; 小森委員; 齊藤委員; 事務局職員
議題(1)県内の犯罪発生状況等の概要
(2)昨年度いただいたご意見への対応状況について
(3)第6期鳥取県犯罪のないまちづくり推進計画の進捗状況について
(4)闇バイトへの対策について
(5)意見交換
問い合わせ先生活環境部 くらしの安心局くらしの安心推進課
0857-26-7183
その他(1)公開又は非公開の別
公開
(2)傍聴者数
1
(3)その他(会議資料等)
令和6年度の数値目標の状況についてdocx.pdf令和6年度の数値目標の状況についてdocx.pdf 第6期計画に係る取組状況等(犯罪防止編).pdf第6期計画に係る取組状況等(犯罪防止編).pdf 第6期計画に係る取組状況等(犯罪被害者支援編) .pdf第6期計画に係る取組状況等(犯罪被害者支援編) .pdf

会議内容:
事務局から、令和6年の県内における犯罪発生状況、昨年度の意見に対する対応状況、鳥取県犯罪のないまちづくり推進計画(第6期)の進捗状況及び闇バイト等への対策について報告を行った後、今後の犯罪のないまちづくり対策の施策について意見交換を行った。

【主な意見】
(1)地域の見守り活動について
・防犯の分野は広く、窃盗や不審者等、地域を回って広報活動をしているが、早急に協議会にも事件等の情報共有をしていただき、それに沿った防犯活動を行いたい。普通の生活をしていながら地域の目で普段見ない人や普段見ない車が通ったとか、地元の人が一番よく分かっている。見守り活動について、地域の理解が必要。
(2)スマートロックによる防犯対策について
・防犯対策としてスマートロックは子どもに対しては合わないのではないか。高齢者は携帯電話を使わない人もいる。スマートフォンに情報を入れても結局使えない人がいるので別の形で情報がすぐ入るような体制が必要。電池が切れたらということもあり、誰でも便利ということはないかもしれないが、機能が細分化されており、防犯対策の広報をする際に、詳細の説明等を行い、各家庭のニーズに合った防犯対策を行うことが大切。
(3)老人クラブの防犯対策について
・老人クラブの会員は減ってきている。老人クラブに情報をもらっても発信できないことがある。各地区にまちづくりの動きが盛んになってきている。町内会も加入率が低くなっているので、いろいろなチャンネルを使って広報することが必要。
(4)防犯カメラ、防犯ステッカーによる地域防犯対策について
・個人の防犯対策としては、防犯の設備とかカメラの設置が抑制になる。防犯ステッカーのあるなしでは、ないほうに入る可能性が高い。防犯抑止しているエリアが増えていけば、町全体の安全につながる。
(5)鳥取県犯罪被害者総合サポートセンターについて
・昨年4月から犯罪被害者をワンストップで対応する専門部署として、犯罪被害者総合サポートセンターが設置され、民間支援団体も同じフロアに事務所を構えることができた。このような体制により、支援の幅が充実した。
(6)自転車の盗難について
・自転車の盗難が多いが、いい自転車には鍵がかかっているが、ヘルメットはかごの中にそのまま置かれている。一緒に鍵をかける必要がある。
(7)犯罪から県民を守る防犯機器購入補助金について
・この補助金を使われている方が多いので防犯意識を高めるのに効果が出ていると思う。カメラ付きドアホンなど機能によって価格が異なり、防犯レベルを高めようと思えばもう少し補助をして欲しいという声もある。
(8)再犯防止の取組について
・県の推進計画に再犯防止という視点が盛り込まれていないと思う。窃盗犯は再犯率が高く、再犯防止の取組を両輪で行っていくことによって犯罪件数も減っていくものと思う。
(9)身寄りの大切さについて
・ロマンス詐欺のようなSNSのメールの着信があるとブロックするが、このようなことが身近でも起こっていることを広く周知することが大事。孤立・孤独支援が始まっているので関係機関との連携が必要。
(10)大学生など狭間の世代のDV等の支援について
・DV防止法とストーカー規制法の狭間にあるような大学生等への支援体制、窓口が機能してほしい。同性間のDVは過激になっており、相談しにくいことが気になっている。

【今後の予定】
・今回頂いた意見等は、今後の予算要求や施策の拡充及び鳥取県犯罪のないまちづくり推進計画(第6期)の推進に反映していく。
・審議が必要な事項があれば令和7年度第2回協議会を開催する予定。

戻る