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鳥取県人権尊重の社会づくり協議会
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平成27年度第1回分野別検討委員会(第3小委員会)
会議録
開催日時
平成
27
年
06
月
26
日(
金
曜日)
10:00 AM
〜
12:00 PM
開催場所
県庁第2庁舎 4階
29会議室
出席者名
國本 真吾; 斎木 尚也; 田渕 眞司; 松嶋 まゆみ; 松村 由朝; 山本 誠代; 山本 充延
議題
鳥取県人権施策基本方針第3次改訂について
問い合わせ先
0857-26-7590
その他
(1)公開又は非公開の別
公開
(2)傍聴者数
0
人
(3)その他(会議資料等)
次第@、A〜C_0626.pdf
資料1_0626.pdf
資料2_0626.pdf
資料3_0626.pdf
資料4_0626.pdf
資料5_0626.pdf
資料6_0626.pdf
会議内容:
〇委員発言 ◇事務局発言
【議事要旨】
議事1.委員長の互選、委員長代理の選出について
〇委員長:山本充延委員、◇委員長代理松村委員
議事2.鳥取県人権尊重の社会づくり協議会における宿題事項について
〇障害者権利条約が批准から発効までに国内法へ大きく影響を与えているというところの記載が弱い。
批准だけでなく、発効のあたりまで明記すべき。
〇県内の身体、知的、精神の各障がい者の人数が増加傾向ということだが数字を精査したほうがよい。
身体・知的は緩やかな増加で、精神は爆発的な増加になっている。
議事3.ア.人権施策基本方針第3次改訂に係る基本方針の全体構成について
・委員から意見等は特になし
議事3.イ.各個別分野「現状と課題」について
〈障がいのある人の人権問題〉について
〇県が企業単位の取組を推し進めているということなので、あいサポート認定企業が増えていることを強調しては。他方で法定雇用率が未達成という問題がある。県内の企業との関係性の中でどう考えるか。県としては法定雇用率を達成しているなど前向きな書き方が出てくるとよい。
〇批准・発効によってどのように認識が変わっているかを書くのがよい。条約の考え方の下で色んな施策
が行われている、こういう方向に向かっているというのを強調してもよいのではないか。
〇条約の署名から批准まで長くかかった。何故そうなったのか、そのあたりのことも書ければ。
〇鳥取県では手話言語条例があるが手話言語条例の理解をどうするか。聴覚障害の方の人権の問題にとどまらず、
様々な障がいを持つ人への関心へと引き寄せることができたという肯定的な解釈をしてもいいのでは。
〈高齢者の人権問題について〉
〇社会的孤立・生活不安、これは最も重要なところで高齢者だけでなく、障がい者にも当てはまる。地域で見守る地域力がない。
〇養護者からの虐待は全国的な統計で見ると息子からが多い。
〇東日本大震災以降、老障介護の問題も出てきている。家族の関係が重要。
〇成年後見の問題については県内では権利擁護の取組をもう少し書いてもよいのではないか。
〇成年後見制度については東部・中部・西部のこれまでの取組の経過を盛り込んでいってもよいと思う。次の問題は横のネットワーク。判断能力の不十分な人への支援の充実の記載があるとよい。
〇住民の意識に地域で支えるというのがない。地域包括支援センターがすべてやってくれるという発想。みんな
で見守る、その中で地域包括支援センターがあるという意識にならないと。
〇教育が大事だと思う。子どもが実態を学び、親・家族のことを考え、大人になって家族をみていくことができるのではないか。
〇介護を受けるときの問題と金銭管理の問題だけに絞られているが、高齢者個人の人権についてはどう捉えるか。守っていく側の意識をどう上げていくかのみでなく、高齢者自身の人権をどうするか。
〈刑を終えて出所した人の人権問題について〉
〇受け皿の充実の必要性についてもう少し書いてほしい。啓発も大事だが、更生できる受け皿が少ない。生活保護や福祉サービスなどで自治体の協力が必要不可欠。
議事3.ウ.各個別分野「施策の基本的方向」の項目立てについて
〇精神障がいのある人の施策の充実がなくなっているが、精神障がいに対する施策は現状では他の障がいと比べて遅れている。他の障がいと一括りにできないのではないかと思う。
〇人権施策上、何が問題なのか違いを明確にした上で別立てすべきである。
〇高齢者虐待への対応とあるが、起こらないことが重要なので書き方を工夫されたい。
〇教育啓発も大事だが相談体制の充実も大事。
〇刑を終えて出所した人の人権問題で「福祉サービスの迅速な提供」は違和感がある。「刑を終えて出所した人の支援の充実」の方がいいのでは。
〇高齢者の軽犯罪が増えている。後のケアが重要。
議事3.エ.その他
・人権文化センターの取組が拡大している印象があるが人権文化センターへの支援の変化はあるか。
議事4.その他
・「現状と課題」についてどこまでが現状でどこまでが課題かがわかりづらい。分け方の工夫が必要では。
・問題提起だが新聞の「本日の救急病院」で精神科は載っていない。急性期においては重要。
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