- 鳥取県青少年問題協議会 -
令和６年度第１回鳥取県青少年問題協議会会議録

開催日時	令和7年01月10日（金曜日） 01:30 PM 〜 02:50 PM
開催場所	鳥取県庁（鳥取市東町１−２２０） 特別会議室（議会棟3階）
出席者名	吉田委員; 谷岡委員; 福田(健)委員; 岩見委員; 藤野委員; 山本委員; 中島委員; 福田(大)委員; 小早川委員; 古田委員; 須崎委員(代理); 竹内会長
議題	鳥取県青少年健全育成条例の改正について　ほか
問い合わせ先	子ども家庭部 家庭支援課 0857-26-7076
その他	（１）公開又は非公開の別 公開 （２）傍聴者数 0人 （３）その他（会議資料等） 次第.pdf委員名簿.pdf【資料1】青少年のSNS利用に関する諸課題と条例改正の方向性.pdf【資料2】11月議会における議論の概要.pdf【資料3】青少年のSNS利用に関するアンケート結果.pdf【資料4】審査部会報告資料.pdf

会議内容：
○協議事項
鳥取県青少年健全育成条例の改正について
・資料１〜３に基づき、現在県では令和６年11月定例県議会での議論を受け、鳥取県青少年健全育成条例の改正について検討中である旨と、青少年をとりまくインターネット環境等の状況及び条例改正の方向性について事務局から説明した。
・出席委員より、以下のような発言があった。

<委員の主な発言>
・最近の子どもの様子を見ていると、読書などは少なくなって、スマホばかりにとらわれているところが多い。学校でも先生方からしっかりと助言や指導が欲しい。
・子ども達のスマホ利用について、親が何も言っていないのに叱るのは良くないと思い、辛抱しながら見ている。禁止や罰金といった決まり事も必要なのではないか。
・最終的には保護者の監督責任が大事だが、自分の子どもが犯罪の加害者や被害者になり得ることについての意識が薄いように思う。ＳＮＳの正しい使い方を保護者も学ぶなど、保護者自身の意識を高めていくことが必要。
・ＳＮＳの適正利用について、学校では講演や授業の中で扱っているが、保護者或いは地方自治体でそうした機会を増やすとか、テレビの中で、そういった番組を増やすことも必要。
・禁止するのはその場しのぎでしかない。ただ、子どもの頃に事件に巻き込まれると、人生が変わってしまうので、ペアレンタルコントロールは必要。一番重要なのは子どもへの教育なので、条例で「教育」を強調してほしい。また、条例の普及も含め、教育としてやってほしい。
・直接的なコミュニケーションが苦手で、オンラインであればコミュニケーションできる子もいる。ＳＮＳやゲーム依存を対象とするのではなく、それより前の、家族間のコミュニケーションに今一番焦点を当てるべきではないか。
・マイナス面でのごく一部の問題を捉えて禁止するという発想より、プラスの面も見るべき。青少年は未熟さがあるため大人のサポートは必要だが、知る権利、表現の自由、意見表明する権利、精神的自由など最も重要といえる権利に関わるため、制限は慎重に検討すべき。
・鳥取県独自で考えれば、相談ができる体制を整備されることが賢明ではないか。
・薬物教育のように、「シグナル」や「テレグラム」というキーワードを子ども達が1回でも耳にしていれば、「ダウンロードするように言われたけど、これって大丈夫なんだっけ？」と、いざという時に危険に気づくきっかけになるのではないか。

○報告事項
鳥取県青少年問題協議会有害図書類指定審査部会の開催結果について
・事務局より資料４に基づき、令和５年度鳥取県青少年問題協議会有害図書類指定審査部会の開催結果について報告した。

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