- 鳥取県人権尊重の社会づくり協議会人権意識調査実施検討小委員会 -
令和6年度鳥取県人権意識調査実施検討小委員会 第2回会議会議録
開催日時令和61016日(曜日) 10:00 AM 12:00 PM
開催場所県庁第2庁舎9階
21会議室
出席者名北村秀徳;松田博明;景下明美;渡部一恵;石山雄貴
議題人権意識調査の実施内容について
問い合わせ先地域社会振興部 人権尊重社会推進局人権・同和対策課
0857-26-7590
その他(1)公開又は非公開の別
公開
(2)傍聴者数
0
(3)その他(会議資料等)

会議内容: 2 委員意見
●対象者の範囲、年齢について ⇒事務局案で了承。
●設問内容等
〔問1〕
・解説の位置を調査用紙の一番後ろにしているが、ページをめくって見比べなくてはならないので、解説にも問の用語をカッコ書きで示したほうが見やすくなる。
・解説の位置を後ろにした場合、解説を見る回答者と見ない回答者で回答にブレが出るのでは。
・新しく調べる項目なので、まずはその用語の認知度を聞くシンプルな設問にしてもよいのでは。
・用語の認知度が知りたいのか、それとも知識の深度まで踏み込んで知りたいのか。前者であれば、解説は後ろに置いたほうが良いと思う。
・問い方として、「知っているかいないか」と「聞いたことがあるかないか」だと若干ニュアンスが違う。(「知っている」とすると程度が気になるものの、)「聞いている」とすると回答者のハードルが下がり、認知度を聞くという目的が果たされない可能性もあるため、「知っている」とするほうが良い。
⇒解説の位置は10ページ目(後ろ)とし、問いの用語をカッコ書きで追記する。
⇒設問は「知っている」かどうかをシンプルに確認するものとする。
〔問2〕
・(4)(9)(10):文言について検討を要する。すぐに案が浮かぶものでないので、委員会後、各委員で意見を事務局まで寄せる。
・(12):ハンセン病とコロナウイルス感染症を同列にするのは、歴史的背景などから違和感がある。コロナウイルスの設問を別で設けたほうが良い。
・(15):性暴力の問題はとてもデリケートなものであり、受け取り方、伝え方によってセンセーショナルな伝わり方をしかねない。特に今回のようなその場でフォローができないアンケートについては、慎重を期すべきであり、今回は設問から落としたほうが良いと考える。
⇒コロナウイルス感染症の項目を増やす
⇒性暴力の項目は削除する
〔問9〕
・世代によっては、地域で同和教育のレベルに差があって、「学んだ」と答える回答者の中にも差が出ると思われる。
・ここで聞こうとしていることが、“同和教育がどれぐらい浸透しているのか、教育を受けた人がどういった行動をしているのか”であれば、問9では「どのように(どれくらい)学んだか」を聞いて、それがどう行動に結びついているかは問4や問10などとクロス集計すればよい。
⇒事務局で再検討。
〔問18〕
・(6):「関係機関」への通報という文言は現在の状況に合っていないのでは。誹謗中傷などが発見された際には管理者への削除依頼が最初であり、「管理者」のほうがしっくりくる。
⇒前回調査からの(相談のあり方等)状況の変化を鑑み、文言の修正を検討する。
〔属性その他〕
・性別:男性・女性の性別の役割意識が、まだ偏見とか差別の根底にあるかもしれないので、性別を尋ねる欄は削除しないほうがよい。
・性別:「その他」という表現が適切かどうかについては検討してほしい。
・同居家族の構成:分析に必要ないようであれば、削除してよいのでは。
・調査票全体で、ですます調のところと言い切りのところがあるので統一すること
⇒性別の欄は残す、ただし「その他」の表現について検討する。
⇒同居家族の構成は、分析に不要であれば削除する。(要確認)
⇒ですます調と言い切りのところを統一する。

3 まとめ
・本日の委員の方々の意見を踏まえ、項目を整理し、次回の小委員会で意見を伺うこととしたい。

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