- 差別事象検討小委員会 -
平成23年度第1回差別事象検討小委員会会議録
開催日時平成240116日(曜日) 01:00 PM 03:30 PM
開催場所県庁議会棟
議会棟 第15会議室(3階)
出席者名一盛真 今度珠美 下吉真二 出垣仁志 中永廣樹
議題(1)差別事象検討小委員会の発足について
(2)委員長の選任、副委員長の指名について
(3)会議の公開について
(4)市町村等から報告のあった差別事象の概要について
(5)インターネット上の人権侵害への対応状況について
(6)「差別落書き未然防止指針」等について
(7)平成23年度人権局の主な啓発事業について
問い合わせ先0857−26−7121
その他(1)公開又は非公開の別
公開
(2)傍聴者数
10
(3)その他(会議資料等)
第一回差別事象検討小委員会資料.pdf第一回差別事象検討小委員会資料.pdf

会議内容:
平成23年度第1回差別事象検討小委員会の概要について

1 日 時 平成24年1月16日(月)13:30〜15:30
2 場 所 県庁議会棟第15会議室
3 出席者 委員5名(7名中)、事務局(県人権局ほか)
※別添名簿のとおり 【傍聴者3名】
4 概 要 
(1)議事
@議事1(差別事象検討小委員会の発足について)
資料1,2について全員が了承した。

A議事2(委員長の選任、副委員長の指名について)
  委員長には全員一致で一盛委員を選出した。引き続き委員長が副委員長に中永委員を指名した。

B議事3(会議の公開について)
 ・原則公開とする。事案によって非公開とする場合は個別に判断することで全員一致。
・傍聴者について、当面は県の総務部長通知「審議会等の会議の公開に関し準拠すべき指針の解釈及び運用について」に示された「傍聴要領(例)」によることとし、今後必要に応じて見直しをすることとする。

C議事4(市町村等から報告のあった差別事象の概要について)
以下主な意見
○ 差別事象の件数は全体としては改善傾向にある。
事務局)件数的には減少傾向と言えるかもしれない。同じ人が繰り返している件数が減っているのかもしれないが詳細は不明。

○資料4では、事象の内容が詳しくなく議論できない。

○次回、より具体的な資料で内容について検討したい。ただ非公開としなければならない資料があるかどうか委員が個別に検討する。

D議事5(インターネット上の人権侵害について)
以下主な意見 

○プロバイダ責任制限法が曖昧である中で、インターネット上の人権侵害についてどのような法的な整理で臨むのか整理が必要ではないのか。抑止力についてもっと法的に整理をした方がよい。
厳しい罰則を設け抑止力を持つ条例の検討も必要かもしれない。
○国の法律が曖昧な中で、国の取り組みを越えて県が行う実効性があるのか。
○国の救済法案が3月までの通常国会で提出されるかどうか注目している。インターネット上の人権侵害に対する県条例〔の策定〕は難しいと思う。
事務局)抑止力について、次回、法的なことを整理したい。

○インターネット上の人権侵害について知らない人が多いのでは。県や市町村がもっと啓発すべき。当面は、啓発手法の工夫などにより、具体的な対応を進めることが大切。

E議事6(差別落書き未然防止指針等について)
  以下主な意見 

○インターネット上の差別落書き対応指針がないので、検討すべきではないか。

 ○教育現場は同じ要領でいいのか、問題解決を行う上で教育現場の意見も聞くことが必要。
 
○スマートフォンも高校生の中でも急増中であり、スピーディな対応が必要。
 
○様々な差別があるので、部落差別に限定しないような検討も必要ではないか。
 事務局)次回、さまざまな材料を集めた上で委員の皆様に意見を頂戴したい。

F議事7(平成23年度人権局の主な啓発事業について)

 Gその他(意見交換)
  ※委員長が、議事に関わらず、委員に意見を求めたもの。以下主な意見 

○この小委員会は年に何回開催するのか?
事務局)会議の開催頻度は決まっていないので、緊急に開催する必要がある場合の想定なども含め、今後検討する。

 ○専門家に参考意見を聞く方法もあると思う。
 
(2)その他
事務局)次回は2月下旬〜3月中旬頃に開催することとし、追って事務局から日程調整を行う。

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