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鳥取県人権尊重の社会づくり協議会人権意識調査実施検討小委員会
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第5回鳥取県人権意識調査実施検討小委員会 第1回会議
会議録
開催日時
令和
1
年
07
月
23
日(
火
曜日)
10:00 AM
〜
12:00 PM
開催場所
県庁第二庁舎 9階
20会議室
出席者名
荒益 正信; 三谷 昇; 児島 明; 日野 育子
議題
人権意識調査の実施内容(調査対象者の範囲、調査項目)について
問い合わせ先
総務部 人権局人権・同和対策課
0857-26-7592
その他
(1)公開又は非公開の別
公開
(2)傍聴者数
0
人
(3)その他(会議資料等)
00_次第(第1回検討委員会).xdw
01_資料1(意識調査項目).xdw
02_資料2(関係課からの意見)_.xdw
03_資料3(小野先生意見).xdw
04_資料4(鳥取県人権意識調査実施状況).xdw
05_資料5(調査項目の推移).xdw
06_資料6(他県市調査項目比較).xdw
08_資料7_意識調査及び改訂スケジュール.xdw
会議内容:
●決定事項
・
対象年齢は、前回同様、
16
歳以上とする
。
・
調査対象者数(標本数)は、
3000
名とする。
ただし、回答者に負担を感じさせないよう
設問内容を工夫し、回答率を上げること。
・「プライバシー」の分野は削除し、その中の「身元調査」に係る設問は「同和問題」の中に入れる。
※事務局提案「資料1」分野・項目(追加・変更・削除)について特に大きな反対意見はなし。
●概要
(1)調査対象者の範囲
@対象年齢について
○委員意見
・学校の教育成果や人権教育をどうしていくかを検討するため、前回同様、高校生からに相当す
る16歳以上が対象でよい。
・前回調査では、年齢ごとの回答割合は出ているのか?
→(事務局)数はあるが割合はない。そこが検討課題である。今回はクロス集計も重視したい。
A対象者数について
全員が3000名とすることで意見が一致。標本数を多く取るために回答率を上げることが重要。
〇委員意見
・意識調査が何に活かされているかを表現すること。回答者がそれなりの充実感・達成感が味わ
えることも重要。
・意識調査が自分たちの暮らしにどう役立つのか、回答者の意見の重要性をアピールすること。
・回答の集中力が切れないように工夫すること。
・在住外国人のかたのためにも、わかりやすい言葉の使用を心がけるとよい。
・当該調査は在住外国人も想定されているか →(事務局)第3回調査時から含まれている。
在住外国人の中には日本語表記を最初から受け付けない人もいる。それぞれの言語での質問や、
最低限でもフリガナを付けるなど、外国人にとってわかりやすい表記にする必要がある。
・外国人の子の高校受験でフリガナ表記がされていたが、ますます読みにくくてわからない。フリ
ガナよりわかりやすい表現がよい。どういう言葉を使うのか、様々な工夫が必要。
(2)調査項目(案)について
(事務局説明)
@今回の調査項目に係る基本的考え方
・個別の分野における施策は聞かない。
・個別分野の現状は効果的な質問方法(内容)で聞く。
・全体の啓発・教育ついての認識を重点的に問う。
・法整備が進む中での意識の現状を問う。
A今回の調査項目についての整理
・経年の意識の推移を見る必要があるもの⇒継続
・同和問題、あいサポート、法律の認知等、自由記述追加⇒追加
・各分野の施策⇒削除
〇委員意見
・自由記述にしたら、一般県民は書きづらいと思う。〇で選ぶ方が良い。
・生活困窮者に係る項目はないが、人権に関心があることの中で聞くのか。
・「自分たちの暮らしが良くなってきているか」など、人権の大きな部分で聞いてみてもよいかも。
・生活困窮は、女性、高齢者、障がい者、ひきこもりなど、様々な部分とリンクする。
・差別の現状を明らかにするということが人権意識調査のねらいである。
・意識調査そのものが県民への啓発となる。
・自由記述がその都度あると回答率が極端に落ちる。例えば「その他の項目」に入れるとか。
・前回は現状をどのように感じているかを見て、必要な施策は何かを問う2段階方式であったが、
大事な啓発になっている。今回、施策については県民の意見を参考にするのではなく、県が単
独で施策を立てるということか。
→(事務局)回答者が施策の違いを理解して回答しているというより、一般論での回答になりがち。
現状に係る思いや経験など、自分との関わり方で実体験を書いてもらえるようにし、それを踏まえ、
取組方針を決める。
・行動から意識の現状を問うことが重要であり、それに対する意見を求めるのであればよいが、記述式では、
集計・分析も大変で、啓発効果は望めない。
・前回の調査で新規の項目が19できたため、43項目のうち28項目くらいは、経年比較ができなくなった。
今回変えると、さらに経年比較ができなくなるおそれがある。
・資料1(問3-@)では「相談窓口を知っているか」といきなり問われているが、そもそも相談できる人がいるかどうか。
どう対処したかが重要である。
・人権をどう考えているのか、人権について自分と関わることを書いてもらう自由意見を記述することは意義あると思う。
・自分との関係性を問う設問とすることが重要。
・前回の調査票を実際にしてみて、3つ以内〇を付ける方式は、人権に関心のある人もない人も答えにくい。
仕方なく選んだ結果が果たして意味があるのか。 関心がある人は全てが当てはまるし、関心のない人はその中で
選ぼうとするため、負担が大きいし時間もかかる。正解を求めるような設問に感じられる。
・設問数の多い少ないではなく、負担感を減らしていく方がよいと思う。
(3)まとめ
・本日の委員の方々の意見を踏まえ、項目を整理し、次回の小委員会では改めて項目・選
択肢等に係る具体的内容について意見を伺うこととしたい。
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