- 鳥取県犯罪のないまちづくり協議会 -
令和5年度第1回鳥取県犯罪のないまちづくり協議会会議録
開催日時令和50615日(曜日) 09:30 AM 10:30 AM
開催場所鳥取県庁議会棟3階
特別会議室
出席者名丸委員; 松山委員; 西村委員; 国森委員; 安村委員; 小谷委員; 谷口委員; 齊藤委員; 事務局職員; 県警関係課職員
議題(1)県内の犯罪発生状況等の概要
 (2)第5期鳥取県犯罪のないまちづくり推進計画の数値目標の達成状況等 
 (3)第6期鳥取県犯罪のないまちづくり推進計画の策定の方向性(案)
 (4)意見交換(現状の課題と取組の方向性)
問い合わせ先生活環境部 くらしの安心局くらしの安心推進課
0857-26-7183
その他(1)公開又は非公開の別
公開
(2)傍聴者数
14
(3)その他(会議資料等)

会議内容:

(3)第6期鳥取県犯罪のないまちづくり推進計画の策定の方向性(案)
   計画期間の変更(3年→5年) について承認

[委員からの主な意見]
   ・ホームセキュリティをつけて安心する方が多く、無施錠による犯罪増加の一因ではないかと考える。つけた後どう活用するかが重要。

   ・犯罪を犯した人の県内外(外国人)別データを分析し、県外者であれば、地域ぐるみで防犯対策を行う、県内者であれば、幼少期に

    道徳的な授業等を通じ犯罪を犯さない人格に育てる教育を行う等、対策がとれるのではないか。

   ・強制わいせつや強制性交等の認知件数が増えているが、今まで泣き寝入りした方が被害者として申し出てくるようになったという意味では、

    被害者支援体制が充実したという指標にもなるのではないか。)

   ・被害者支援ボランティアに関心のある方が40.6%と半数近くいるが、実際ボランティアになっていただくには養成講座を何回か受ける必要があり、

    仕事をしている方には難しいところがある。既存ボランティアの方も高齢化等で減ってきており、今後の課題である。

   ・作業中と書いてある防犯カメラを置いていても、盗難被害がなくならないような店もある。犯罪防止のためには、島根県のどこから見ても見られている

    ポスターのような、抑止力のあるものがもっと必要。

   ・鳥取県犯罪のないまちづくり推進計画は県ホームページでしか見られないが、それだけでは宣伝が足りないのではないか。県のホームページは

    見る人が限定されるので宣伝効果が低い。それ以外にも、市町村単位で計画が見られるような取組が必要。

   ・防犯連合会では、コロナ禍が終わってから、当連合会のホームページを見て広報用ビラ提供や講習依頼問合せがかなりあり、徐々に県民の方の

    防犯意識も高まってきていると感じる。

   ・コロナ禍で老人のコミュニティがなくなり、自宅で孤立時間が増えている。そこに電話がかかってくるとつい出てしまう。電話の相手が息子だといわれると尚更。

    被害を防ぐためにも、詐欺被害防止の講座等を増やしてほしい。

   ・朝や、子どもたちが帰ってくるような時間に外に出て声掛けをしているが、声をかけることで子どもも挨拶をしてくれる。声かけは肝心である。

   ・特殊詐欺対策で高齢者向けスマホ教室をしてほしい。スマホを学びたい高齢者は結構多い。

   ・ナンバーディスプレイ機能や、登録している電話番号以外からの電話は着信音が鳴らないような電話機の導入に対して支援してはどうか。

   ・防犯についてしっかり考えて設計される建物が少ない。防犯という目線で、建物整備を考えていけるようになればよい。

   

   [次回以降の予定]

・今回の意見なども参考に、今後の取組を考えた上で計画策定作業を進める。途中、書面にて委員から意見を伺いながら、次回11月の協議会で計画案に対する意見交換を予定。

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