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鳥取県人権尊重の社会づくり協議会差別事象検討小委員会
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令和元年度第1回差別事象検討小員会
会議録
開催日時
令和
2
年
03
月
18
日(
水
曜日)
02:30 PM
〜
03:30 PM
開催場所
県庁議会棟
3階 特別会議室
出席者名
荒益正信、薛末子、中井浩、中尾美千代、吉岡伸幸(5名)
議題
(1)会議の公開、非公開について
(2)差別事象について
問い合わせ先
総務部 人権局人権・同和対策課
0857-26-7073
その他
(1)公開又は非公開の別
公開
(2)傍聴者数
0
人
(3)その他(会議資料等)
20200318_差別小委資料(表紙、議事一式).pdf
会議内容:
■議事1 会議の公開、非公開について
事務局から非公開としたい議事はない旨を説明 → 委員からは異議なし
■議事2 差別事象について
県人権局に報告のあった差別事象等3件について、事務局から報告し、対応等を協議した。
@倉吉市役所への同和地区を問い合わせる電話
A倉吉市内ショッピングセンターのATM前での差別発言
B鳥取県教育委員会への教員採用に関する電話
【主な意見】
○壮年から高齢者の方々に対する教育をどのように行っていくかが問題。
○家庭等の身近な人間関係の中で、親等により不確かな経験、伝聞による差別意識や忌避意識の情報が流れることで、部落差別が再生産されることが大きな問題。
○今の部落差別をはじめとした差別意識の構造をしっかり分析して、学校教育の内容の充実を図っていくことが必要。
○町内学習会、小地域懇談会、学校での取組など学習を重ねても、いざというときに行動に移すのが難しい。
実際の場面で活かせるような、力のつく学習のあり方が今必要だと感じた。
○社会的に差別が多様化してきているなかで、個々の差別の特殊性や歴史的経緯を掘り下げていくような学習も必要ではないか。
○学校や地域の人権学習会で、ネット上に書いてあることがすべて正しいものではない、自分で意識し、精査する必要があるということを言い続けているが、それが届かない人があり残念。
○えせ同和行為に対しては、毅然とした対応をとるよう県の職員、各市町村、企業等に対してマニュアルの再周知や啓発、広報をしていくことが必要。
【参考】差別事象検討小委員会について
@
目 的
:鳥取県内で発生した同和問題など人権に係る
差別事象の正確な実態把握
と
原因や背景の分析
及び
対応
策並びに
今後の効果的な啓発方法
の検討を行う。
A
位置づけ
:人権課題について広くかつ専門的に議論いただいている鳥取県人権尊重の社会づくり協議会の小委員会と位置づける。
B
委 員
:近年の新たな人権問題であるインターネット上の人権問題に詳しい委員や、現場に密着した法律家、活動の実践者や有識者で構成するとともに、活動に機動性を持たせるため、26名の協議会委員のうちの一部の委員(5名)で組織する。
C
そ の 他
:検討結果を上部の組織である協議会へ報告する。
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